10数年前に半身浴を始めてからは、 肩まで入るお風呂は、殆んどありません。 臍のちょっと上ぐらいに湯面にして入ります。 ものの本によれば、お湯の温度はぬるめが良いとされていますが、私は自分の好きな温度でよいと思っています。
そんな入り方をすれば、冬などは風邪を引いてしまいます。 従って季節によって自分に合う温度で、よいということになります。
私は、半身浴を始めた当初は、教えてもらったように、洗い場用の椅子を良く洗って、それを湯船に入れて坐って入りましたが、現在では、お湯の節約ということでしょうか、追い炊きすれすれまでお湯を少なくして入ります。
従って胡坐を組んで入ります。 当初からそのようしていましたが、蓋をしてそこのタオルを2枚おき、本を読みます。 本が新聞だったりしますが、汗が湯に浸かってない上半身に出てきますので、汗を拭きながら本を読みます。
夢中に本を読んでいると、自然と汗が出てきて、何回か拭くうちに30分ぐらいは、すぐに過ぎていきます。 疲れていて本も読みたくないことがありますが、その時には目を軽くつむんで、両手も湯船に入れて静かに入ります。
湯船に入る時も上半身は、頭のてっぺんが天から引っ張られているような感覚で維持し、体のどこにも力がかからないように入ります。
半身浴は、汗をかくまで入ることにより、血流の流れが良くなり、新陳代謝が促進されます。 また下腹の臍下丹田が温まられ、気の流れも良くなるのです。 肩まで湯船に浸かっていると、心臓に負担がかかり、加齢化と共に心臓疾患で、そのまま天に還っていくこともあるのです。
この温かい季節こそ、半身浴をはじめるチャンスです。