ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

胡坐を組んで入り蓋をしてタオルを置いて本を読む半身浴

2013-05-07 06:51:22 | 半身浴

   10数年前に半身浴を始めてからは、 肩まで入るお風呂は、殆んどありません。 臍のちょっと上ぐらいに湯面にして入ります。 ものの本によれば、お湯の温度はぬるめが良いとされていますが、私は自分の好きな温度でよいと思っています。

   そんな入り方をすれば、冬などは風邪を引いてしまいます。 従って季節によって自分に合う温度で、よいということになります。

   私は、半身浴を始めた当初は、教えてもらったように、洗い場用の椅子を良く洗って、それを湯船に入れて坐って入りましたが、現在では、お湯の節約ということでしょうか、追い炊きすれすれまでお湯を少なくして入ります。

   従って胡坐を組んで入ります。 当初からそのようしていましたが、蓋をしてそこのタオルを2枚おき、本を読みます。 本が新聞だったりしますが、汗が湯に浸かってない上半身に出てきますので、汗を拭きながら本を読みます。

   夢中に本を読んでいると、自然と汗が出てきて、何回か拭くうちに30分ぐらいは、すぐに過ぎていきます。 疲れていて本も読みたくないことがありますが、その時には目を軽くつむんで、両手も湯船に入れて静かに入ります。

   湯船に入る時も上半身は、頭のてっぺんが天から引っ張られているような感覚で維持し、体のどこにも力がかからないように入ります。

   半身浴は、汗をかくまで入ることにより、血流の流れが良くなり、新陳代謝が促進されます。 また下腹の臍下丹田が温まられ、気の流れも良くなるのです。 肩まで湯船に浸かっていると、心臓に負担がかかり、加齢化と共に心臓疾患で、そのまま天に還っていくこともあるのです。

  この温かい季節こそ、半身浴をはじめるチャンスです。