ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

日常生活から肩の力を抜きリラックスする癖を

2012-05-18 07:37:59 | 座禅

 胡座を組んで、吐く息を出来るだけ長く体の中へ吐く逆腹式呼吸を行うとき、肩の力を抜き上半身をリラックスしますが、日常生活でも常に意識して、肩に力が入らないように気をつけます。

 私が生まれて初めて座禅(静功)を行うようになってから、意識して肩に力が入らないようにしていました。 話に夢中になっても、肩に力が入っていることがありました。 そんな時には、肩をシャッフルして力を抜くようにしていました。

 椅子に座っても、上半身は肩の力を抜き、頭のてっぺんが天から引っ張れるような感じで維持します。 座布団に座ってテレビを見る時でも、上半身の姿勢は、いつも同じです。 勿論、立っている時も、上半身は力を抜いて、まっすぐです。

 どんな体の状態であっても、上半身は力を抜きまっすぐです。 筋力がどこにもかからないような姿勢です。 体をそのようにしていますと、自然体の体勢になります。 不思議なことに、いつもそのように心がけていると、物事に取り組むときにも、自然体で取り組めるようになるのです。

 毎日、24時間のうち1時間、座禅を行う姿勢が、肩の力を抜いてリラックっすしていれば、日常生活でも、同じように自然と出来るようになるのです。