ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

力を抜き暗闇の中で静かに呼吸をしている時の目は

2012-05-07 07:30:08 | 座禅

 力を抜き暗闇の中で、静かに呼吸をしている時の目を確認してみると、目は半眼になっているのに気がつきます。 改めて、目は半眼にするのではなく、目は半眼になるということが分かってきます。

 肩の力を抜き、全身をリラックスさせ、静かに吐く息を出来るだけ長く吐き、吐く息を体の中へ(下腹の丹田)に向けて吐いていますと、体の微細な部分までもが、時間の経過とともに静か(力が抜けた)になってきます。

 そんな時に、ふと禅寺での和尚のさんの「目は半眼にしなさい」という言葉を思い出します。 然しながら、暗闇の中で力が抜けてくればくるほどに、目は半眼になっています。

 力が抜けた究極の姿が、目は半眼になるのだと、改めて確信します。