ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

座禅を楽しむー自分の生活のリズムで行う

2010-10-22 15:18:41 | 座禅

 私はお寺で参禅するのは、あくまで座禅を行うきっかけであって、自宅で行うのが一番よいと思っています。 私達はいつも毎日同じような生活を送っているわけではなく、生活のリズムは違ってくるのが、一般的です。

 いつも決まった時間に座禅を行うということに、こだわることは一切ありません。 むしろ自分の生活のリズムのなかに、座禅を取りいれたほうが、楽ですし無理がありません。

 深酒をして家に帰るのが、午前0時を過ぎてしまいますと、さすがに座禅を行なうことは無理です。 お酒のアルコールが分解して、水とアセトアルデヒドになるのですが、そのアセトアルデヒドが体の内部で、悪さをしているようでもあります。 普通の体に回復するには、昼過ぎまでかかります。

 寝る前に座禅を行うときには、無理をせず眠たいなあと思ったら、さっさと止めます。 座禅を行う前には自分自身の体の調子は、わかるはずですので、一歩から胡座は組みません。

 決して無理をせず、自分の体調を考えて座禅を行うのが、長続きする元です。 長く吐く息に意識を集中できれば、もうこっちのものです。 眠くなったら、一眠りして行うか、朝早く起きて行うか、自分の判断で胡座は組めるのです。 自分の意思さえあれば。