ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

自国の利益しか考えない米国が世界の中心

2008-01-23 07:36:57 | 社会・経済
 米国での低所得者向け高金利型住宅ローン(サブプライムローン)の破綻に発した経済不安が、世界中の国を巻き込んで、景気減速と社会不安に影を落とし始めています。

 幸いにも、日本はバブル崩壊の後始末のおかげで余裕もなく、米国の銀行が発行するサブプライムローンに関連する金融商品を、多額に買わずに済んで、被害は少なくすんでいるようです。 が、原油の値上げによる食料費等の価格高騰や、景気低迷という新たなスタグフレーションという社会状況に(デフレよりももっと厳しい社会状況)、直面しているといいます。

 考えてみますと、フェッジファンドとかいう訳の分からない金融商品を考え出して、日本を初めとする金融商品後進国の人々に、相当の損失を与えてきたのも、米国の金融界の方々だったようにも、思い起こされます。

 困ったことに、日本の景気を下支えしている自動車、電気等の産業も、米国への輸出でまかなわれてきているのが現実です。 どうも米国がくしゃみをすれば、日本も自然とくしゃみがでてしまう関係のようです。

 世界のお金が、株にいったり金、オイルの商品市場に行ったりして、ものの相場が動いているみたいです。 今朝の新聞を見ますと、日本の株に格安感があるので、ロシアの金融界が狙っていると書かれていました。 グローバル化の波が、ひしひしと押し寄せているようでもあります。