姉歯建築士の建物の耐震偽装問題に端を発した建築確認の改正が、昨年6月20日から始まって早7ヶ月が過ぎようとしておりますが、業務の大幅な停滞が世の中の景気にも、水を差しているようです。 改正以前であれば、確認申請から1ヶ月半もあれば、書類審査が完了し着工が出来たものなのに、今は、ちょっとした図面の訂正でも、確認申請の出し直しをしなくてはならなくなってしまったため、正式な申請の前に事前相談をすることになっています。
事前相談の書類の中味を見て貰って、返事が返ってくるのが1ヶ月半かかります。 訂正をして正式な申請をしますが、殆どの建物は構造の審査が、確認検査機関で見終わった後で、第3者機関での審査が待ち受けております。 誰もが悪者になりたくないため、法令が改正されたばかりもあってか、微に入り細に入り重箱を突っつくような感じで、構造のチェックが入ります。
下手をすると、もう一度申請を出し直さなくてはなりません。 改正以前よりも約1.5倍にも跳ね上がった申請手数料が、また必要になってしまいます。 正式に確認申請を提出してから、最低でも70日が必要と明記されています。 これまで1ヶ月半あれば確認が下りていたのに、今は最低限4ヶ月半以上はかかってしまいます。 申請を出し直すとなれば、さらに時間がかかるということです。
一部の不心得者のために、多くの人に無駄な時間と労力を費やすような建築基準法の改正が、されたということでしょうか。 ちょっとおかしな世の中になったものだと、つくづく感じてしまう今日この頃ではあります。
事前相談の書類の中味を見て貰って、返事が返ってくるのが1ヶ月半かかります。 訂正をして正式な申請をしますが、殆どの建物は構造の審査が、確認検査機関で見終わった後で、第3者機関での審査が待ち受けております。 誰もが悪者になりたくないため、法令が改正されたばかりもあってか、微に入り細に入り重箱を突っつくような感じで、構造のチェックが入ります。
下手をすると、もう一度申請を出し直さなくてはなりません。 改正以前よりも約1.5倍にも跳ね上がった申請手数料が、また必要になってしまいます。 正式に確認申請を提出してから、最低でも70日が必要と明記されています。 これまで1ヶ月半あれば確認が下りていたのに、今は最低限4ヶ月半以上はかかってしまいます。 申請を出し直すとなれば、さらに時間がかかるということです。
一部の不心得者のために、多くの人に無駄な時間と労力を費やすような建築基準法の改正が、されたということでしょうか。 ちょっとおかしな世の中になったものだと、つくづく感じてしまう今日この頃ではあります。