ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

座禅を楽しむ呼吸法を楽しむ

2007-06-26 15:36:30 | 座禅
 座禅(静功)を行う時に、大切だなと思うことがあります。 いつも体をリラックスさせ、自然の動きに任せる気持ちを持つことです。

 いつも決まった時間に行うもよし、自由気ままに好きな時間を利用して行い、眠くなれば寝てしまい、起きて気分が良くなれば、気分を変えて座禅を組む、そんな気持ちを持つことではないでしょうか。

 口を閉じて鼻だけで行う呼吸法、特に息を吐く時に体の中へイメージでゆっくり吐く逆腹式呼吸に、慣れしたんでくれば、しめたものです。 呼吸法は、座禅を行う時に意識を呼吸に集中する役目を持っています。

 また、息をゆっくり吐く時にイメージする、イメージしながらゆっくり吐くことが、元々生まれ持っていた気感を目覚めさせることに繋がります。 残念ながら、宇宙に無限にあるといわれている気は、現在の私達には目で見ることはできません。

 呼吸に意識を集中する訓練を通して、私達は宇宙に存在する気を感じることができます。 中国には人の体の気の流れが見える方がいて、どこの気の流れが悪いので、どこの内臓が悪いとはっきり分かるといいます。 その方は、病気の治療を気を通して行っているようです。

 座禅を通して、呼吸法を通して、宇宙のエネルギーである気を感じるようになりますと、自然と大宇宙や、宇宙の誕生や、この世の創造主の存在に関心を持つようになってきます。

 座禅を通して、宇宙の叡智のサゼスチョンを感じることも出てきます。 気張らずに、肩の力を抜いて、時に真面目に、時にいい加減に、自由な気持ちを持ちながら座禅(静功)を続けていっていただきたいと、常々思っております。