ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

健康維持は自ら獲得するものでは

2007-06-15 11:52:49 | 
 私は、毎晩のように遅くに飲み食いをした結果、腎臓内がサンゴ状になる腎臓結石になったり、虫歯で少し眼圧があがっているところで、忙しいさなかにちょっと無理が重なり、右目の網膜はく離になってしまったことがあります。
 
 そんな経験を通して、何故腎臓内の石が、どこに詰まって冷や汗たらたらの状態になるのか、その詰まった石を体外へ排出するためには、どうしたらよいかなどを学びました。 

 また、網膜はく離でアイマスクをしながら長期に入院した時には、砂枕を頭の両側に置かれて、いつも上を向いて寝るのを余儀なくされ、それまで横にしか寝ていなかった寝方が、矯正されることに繋がりました。 いつも上を向いて寝ることによって、内臓への負担が少なくなり、体調を示す数値も改善されたことを思い出されます。

 そんな経験を踏まえて、何事も健康維持には関心を持つようになり、他の人が具合が悪くなったと聞くと、必ずといっていいほど、病名を家庭医学全書を開いて見るようになりました。 人がB型肝炎になれば、どんな病気なのか、治る見込みがあるのかないのかなどを、詳しく見ます。 少しずつではありますが、頭のなかにインプットされつつあります。

 私達は、体の具合が悪くなると、何故、具合が悪くなったかを考えずに、すぐに薬やクリニックに行くことを考えてしまいます。 友人で糖尿病で治療中の方がいるのですが、その方の生活態度をみていると、薬を飲む傍ら好きなアルコールを毎日のように飲んでいる有様です。 糖尿の関係で眼科のお世話にもなっています。

 毎日、寝る姿だけでも変えてみましょう。 枕はできるだけ低いものを使い、上を向いて寝ます。 両手を軽くお腹の上において目を瞑ります。 足の裏が布団からちょっと見えるような感じでかけます。 

 口を閉じ鼻だけで息をします。 軽く吸ってゆっくりと息を体の中を通って、足の裏から出すようなイメージ息を吐きます。 軽く吸ってゆっくり吐く、そんな呼吸を続けるだけでよいのです。 眠くなくても知らないうちに眠ってしまいます。 翌朝起きたら、頭もすっきりとしているはずです。