ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

西野さんの足芯呼吸法

2007-06-23 09:01:50 | 
 テレビで女優の由美かおるさんが、若さの秘密ということで、西野式の足芯呼吸について実演しておりました。 心臓から一番遠い足の裏で宇宙のエネルギーである気を出入りさせ、体全体を活性化しようということことです。

 息を口から吐きながら体の中の気を動かすイメージをします。 息は鼻から吸います。 立ちながら手を広げ、イメージしながら息を吐きます。

 私は、西野さんの本は買ってはいませんが、立ち読みで足の裏から気を吸ったりはいたりしながら、足に裏を活性化し、ひいては体全体を活性化させる呼吸法ではないかと感じました。

 私が意識的にしていることは、寝るときに布団から足を少し出して(出したほうが気が出入りする感覚がよく分かります)、主に足の裏から宇宙の気を吸いながら寝ます。 体の中の気は、いつも循環しているのは感じていますので、もっぱら吸うことに専念します。

 糖尿病の患者さんは、重度になってくると血管がもろくなり、真っ先に心臓から遠い足先から黒ずんできますが、いつも寝るときに足芯呼吸を意識的に行えば、壊死による足の切断を避けられるのではないかということです。

 母が、慢性腎不全による腹膜透析をしながら、なんとか2年間頑張って生きてきた経過をみながら、足先が黒ずむ姿も見てきました。 心臓から遠いところから病魔は進行するということを、身近で見ることとなりました。

 足の裏の呼吸法は、糖尿病には有効な手段ではないかと、かねがね思っております。