とり急ぎ・ご案内:喜多方 登り窯 2回目の煉瓦焼成日程

2009-11-04 19:12:54 | 煉瓦造建築

昨日の寒さで、喜多方でも初雪が降ったそうです。
昨年は、ちょうど焼成時に初雪でしたから、20日ほど早い。
写真は、昨年、11月22日朝の登り窯(実行委員会提供)。

11月末の今年2回目の煉瓦焼成の日程について、メールが入りました。
とり急ぎ、以下にご案内します。興味のおありの方は、下記へご連絡を。

   三津谷煉瓦窯再生事業プロジェクト実行委員会
     0241‐24‐4541 担当:江花 様
     Eメール ebana@velostyle.net

   ****************************************************************

11/7(土)は、AM9:00より搬入に向けての段取りを開始し、
10:00頃の素地到着を待って、搬入作業を行いたいと思います。
今回も約3000個で、前回を参考にしますと、凡そ2時間ほどで搬入作業は終了する
かと思われますが、引き続き午後より施釉・窯詰めを行います。

合わせて、遅れている製材端材の窯屋への取り込み作業も、ピッチを上げて
進めて行きたいと考えております。

11/7、11/8、11/14、11/15の4日間で集中して作業を行いますので、
ご都合のよろしい時間に例え1・2時間だとしても、非常に助かりますので、
重ね重ねもご協力御願いいたします。

焼成時の工程について、凡その予定(案)をお伝えしておきます。
前回よりも時間をかける事にいたしましたので、参加予定時間帯をご検討下さい。

20日(金) 20:00 焼成開始 薪による炙りの後、頃合を見てバーナーに点火
21日(土) 11:00 バーナーをそのままに、投入口からの薪くべ開始
21日(土) 20:00 2の窯への薪くべ開始 予定8時間
22日(日)  4:00 3の窯への薪くべ開始 以降各窯の平均焼成時間は5時間
23日(月)  0:00 7の窯への薪くべ開始
23日(月) 10:00 8の窯の焼成終了
23日(月) 12:00 粘土による隙間埋め、片付けを終えて全ての工程完了、全64時間

尚、この予定案に関しては、今後の作業中に協議を行いたいと思います。

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木枯らし

2009-11-03 18:04:39 | 居住環境

昨日深夜から明け方まで、強い雨とその後の強風。今年最初の木枯らし。
昨日までたくさんあった柿の実も、大分少なくなっています。
ホオジロもちらほらツバキのまわりで遊んでいます。
昨日はジョウビタキも見かけました。
エサの少なくなった小鳥たちが、何かとエサのある人家のそばに集う季節になったのです。

ここは霞ヶ浦にとび出た半島状の地形。
地図で見ると、霞ヶ浦はザリガニ様の形をしていますが、その鋏の間が半島。
多分半島のように出ていることから「出島」と呼ばれるのでしょう。

           

50~100万分の1など、広い範囲が入っている地図で見ると、あるいは航空写真でも分りますが、
福島県から茨城県の北へと続く通称「八溝山系(八溝山地)」は「加波山」「筑波山」に至って終るように見えて、
どうやら、そのさらに先は霞ヶ浦まで到達し、それが出島の半島らしいのです。
霞ヶ浦ははるか昔は太平洋の一部だったわけですが、長年の侵食にも堪えて残ったのが出島なのでは。

上の写真はランドサットの衛星写真。
赤茶のところは緑、つまり森林=山地。
霞ヶ浦に突き出す八溝山系の左手は鬼怒川水系、その左手の赤い部分、
つまり山地は那須から日光・男体山、「足尾山地」と呼ばれるところ、
その左に、関東平野の基幹河川の利根川が流れています。

地震のとき、土浦にある気象台の地震計と、近くの旧霞ヶ浦町:出島村:役場の地震計とでは、震度が異なります。
土浦で震度2などというとき、震度1であったり、地震あったの?という感じ。
多分地盤がしっかりしているのだと思います。
だから侵食に堪えたのでしょう。もっとも、地質図では「関東ローム層」としか分りません。

今朝はかなり冷え込みました。
アメダスでは、土浦で6時に4.6℃ですが、おそらく当地は4℃をかなり下回ったのではないかと思います。
というのも、アスファルトシングル葺きの屋根から、9時を過ぎても水が垂れていたからです。
おそらく屋根には霜が降りたのです。人家が少なく、湖沼に飛び出しているからなのか、当地はよく冷えます。
もっともつくばに比べればそれでもまだ暖かい。つくばは人家が混んでいるのに平原状で風の通りがよいせいか、
6時に1.8℃の冷え込み。

昼間は風もとまり、ぽっかりぽっかり雲が浮いているのんびりした空に変りました。上は正午の北の空。
しかし、夕刻になると、雲はまったくなくなり、澄み切って明日の朝の寒さを予感させる夕焼けになりました。
下は午後5時の西の空。夕焼けの下が土浦あたり。
今、満月が昇ってきました(正確には、昨日が満月だそうです)。

一日ぐらい、鬱陶しい話題からは休息を・・・。

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倒壊実験試験体の詳細についての問合せ:現在までの経過

2009-11-01 11:17:01 | 「学」「科学」「研究」のありかた
[カテゴリーを『「学」「科学」「研究」のありかた』に変更します]

10月28日の「日経」記事その他で紹介された「3階建住宅の倒壊実験」を見て、どのような「試験体」であったのか知りたくなり、実験主催者の一である「(独)防災科学技術研究所」のHPで、9月28日付けの実験予告「プレス資料」を読みました。
しかし、そこには、実験の趣旨・内容等は書かれていましたが、試験体については、「平面図」だけで、「接合金物の仕様など」は示されていません。

そこで、「(独)防災科学技術研究所」(以下「防災科研」)へ、「試験体の設計図等」を教示いただきたい旨の問合せを致しました。

その後現在までの経過を以下に記します。

  10月29日 夜  「実験建物の詳細」について教示依頼のメールを
             「防災科研」の「問合せメール」に送信。

  10月30日 昼  「防災科研 広報普及課」から、
             問合せの件は「一般社団法人 木を活かす建築推進協議会」へお尋ね頂きたい
             との「返信メール」を受信。

  10月30日 午後 「一般社団法人 木を活かす建築推進協議会」宛、
             FAXにて、試験体の詳細の分る資料の教示を依頼

  10月30日 夕  「一般社団法人 木を活かす建築推進協議会」からではなく、
             「(財)日本住宅・木材技術センター 企画技術部」から、
             「3階建て木造住宅震動台実験の資料の送付」文書を FAXで受信

             「実験当日公開参加者に配付させていただきました資料です。
             現在これ以上の資料はございません。」との添え書きとともに「資料」添付
             「資料」は、「実験概要」は「防災科研」の「プレス資料」とほぼ同じ、
             「試験体」については「プレス資料」にあった「平面図」の他に、「立面図」が添付

   註 この「公開配付資料」では、
      主催は「一般社団法人 木を活かす建築推進協議会」
      および「防災科研 兵庫耐震工学研究センター」
      「問合せ先」は「(財)日本住宅・木材技術センター」

      「防災科研」の「プレス資料」では、
      実験主体は「防災科研」
      および「一般社団法人 木を活かす建築推進協議会」
      「連絡先」は「防災科研」と「一般社団法人 木を活かす建築推進協議会」

  10月30日 夕  「(財)日本住宅・木材技術センター 企画技術部」宛
             「資料」送付への御礼とともに、以下の「質問」を記した文書をFAXで送信

   「質問」の概要

   1)なぜ回答が「(財)日本住宅・木材技術センター」からなのか?
      「(財)日本住宅・木材技術センター」と「一般社団法人 木を活かす建築推進協議会」とは
     どのような関係なのか?

         これは、「防災科研」の「木を活かす・・・」へ尋ねよ、との指示と喰いちがっていること、
         一「一般社団法人」と「財団法人」とが、どのような関係にあるのか、不可解ゆえの質問

   2)「これ以上の資料はない」とすると、接合部を含め、今回の「試験体」は
     設計図なしでつくられたのか?

   3)設計図等はあるが、「部外秘」ということなのか?
     「公開実験」の「公開」の意味は何なのか?
     開示しない理由は何なのか?

   4)実験の費用に国費は使われていないのか?
        
現在のところは返答は頂いておりませんが、質疑の送信が金曜日であったため、と考えています。

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