木枯らし

2009-11-03 18:04:39 | 居住環境

昨日深夜から明け方まで、強い雨とその後の強風。今年最初の木枯らし。
昨日までたくさんあった柿の実も、大分少なくなっています。
ホオジロもちらほらツバキのまわりで遊んでいます。
昨日はジョウビタキも見かけました。
エサの少なくなった小鳥たちが、何かとエサのある人家のそばに集う季節になったのです。

ここは霞ヶ浦にとび出た半島状の地形。
地図で見ると、霞ヶ浦はザリガニ様の形をしていますが、その鋏の間が半島。
多分半島のように出ていることから「出島」と呼ばれるのでしょう。

           

50~100万分の1など、広い範囲が入っている地図で見ると、あるいは航空写真でも分りますが、
福島県から茨城県の北へと続く通称「八溝山系(八溝山地)」は「加波山」「筑波山」に至って終るように見えて、
どうやら、そのさらに先は霞ヶ浦まで到達し、それが出島の半島らしいのです。
霞ヶ浦ははるか昔は太平洋の一部だったわけですが、長年の侵食にも堪えて残ったのが出島なのでは。

上の写真はランドサットの衛星写真。
赤茶のところは緑、つまり森林=山地。
霞ヶ浦に突き出す八溝山系の左手は鬼怒川水系、その左手の赤い部分、
つまり山地は那須から日光・男体山、「足尾山地」と呼ばれるところ、
その左に、関東平野の基幹河川の利根川が流れています。

地震のとき、土浦にある気象台の地震計と、近くの旧霞ヶ浦町:出島村:役場の地震計とでは、震度が異なります。
土浦で震度2などというとき、震度1であったり、地震あったの?という感じ。
多分地盤がしっかりしているのだと思います。
だから侵食に堪えたのでしょう。もっとも、地質図では「関東ローム層」としか分りません。

今朝はかなり冷え込みました。
アメダスでは、土浦で6時に4.6℃ですが、おそらく当地は4℃をかなり下回ったのではないかと思います。
というのも、アスファルトシングル葺きの屋根から、9時を過ぎても水が垂れていたからです。
おそらく屋根には霜が降りたのです。人家が少なく、湖沼に飛び出しているからなのか、当地はよく冷えます。
もっともつくばに比べればそれでもまだ暖かい。つくばは人家が混んでいるのに平原状で風の通りがよいせいか、
6時に1.8℃の冷え込み。

昼間は風もとまり、ぽっかりぽっかり雲が浮いているのんびりした空に変りました。上は正午の北の空。
しかし、夕刻になると、雲はまったくなくなり、澄み切って明日の朝の寒さを予感させる夕焼けになりました。
下は午後5時の西の空。夕焼けの下が土浦あたり。
今、満月が昇ってきました(正確には、昨日が満月だそうです)。

一日ぐらい、鬱陶しい話題からは休息を・・・。

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