無事です

2011-03-12 11:22:08 | 居住環境
[12日 16.50 追伸追加]

経験したことのない揺れでした。
畳一畳大、深さ50cmの遊水池の水が大きく波打ち、外に跳び出しました。

地震発生時から、今朝の午前9時ごろまで、停電が続き、電話も不通。
久しぶりに、戦時中の灯火管制の夜を思い出しました。
それにしても寒かった!

周辺にも被害は見あたりません。

追伸 地震の激しい揺れに怯えて、三毛猫が南側の藪に避難、一晩帰ってきませんでしたが、
    先ほど、無事に戻ってきました。一安心。
    大きな揺れが少なくなってきたのが、分ったのでしょう。
    それでも、不安げな様子で家中を検査していました。[12日 16.50 追加]


今回の地震、宮城沖から茨城沖まで400~500キロの線上に震源が連続しているようです。
たしか、安政の大地震のときも、信越、三陸、東海、南海、山陰、山陽・・と大地震が連続して起きたということを思い出しました。
岩盤が大きく割れると周辺に広がるのかも・・・。

そのときの年表(「理科年表」から)。
・・・・・

1853年(嘉永 5年) 1月26日 信濃北部 M6.5
1853年(安政 1年) 3月11日 小田原付近 M6.7
1854年(安政 1年) 7月 9日 伊賀・伊勢・大和 M7.25
1854年(安政 1年) 8月28日 陸奥:三戸、八戸 M6.5
1854年(安政 1年)12月23日 東海・東山・南海 M8.4
1854年(安政 1年)12月24日 畿内・東海・東山道・北陸・南海・山陰・山陽 M8.4

1854年(安政 1年)12月26日 伊予西部・豊後 M7.3~7.5

・・・・・

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6 コメント

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Unknown (kaori)
2011-03-12 20:39:27
先生、ご無事でなによりでした!
三毛猫ちゃんも!
あー 良かったです。
昨晩はとても冷え込んでいたので、お体、お大事になさってください。
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Unknown (ishi goro)
2011-03-16 12:02:19
ご無事で安心しました。
お見舞い申し上げます。
これから大変になりますが、なにとぞお体ご自愛ください。
富山県
goro6565アットマークgmail.com
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御礼 (筆者)
2011-03-16 16:54:26
ご心配いただき、有難うございます。

近くを歩いてみたところ、石積み塀の倒壊、屋根瓦、特に棟の崩落などの被害はかなりあるようです。ただそれは、立地とつくりかたが大きく関係しているようです。

いろいろと伝わってくる話では、食器棚が倒れた、家中落下物が散らかっている・・・という例が多いようですが、少なくとも、私の家の近在ではそういう話を聞きません。

私のところでは、引き出しが飛び出したり、書棚から本が落ちたり、積んであった書籍類が滑ったり・・・程度で済みました。
あんなに激しく揺れたのに(物につかまっていないと立っていられない)、壁にもひび割れや欠落は見かけません。

こういう経験をすると、「自然の力」に力ずくで立ち向う、などというのが、いかに非科学的な対応であるかを実感します。
人智の及ばないことがある、と認識することが「科学的」な対応なのではないでしょうか。

今また揺れています。


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東北地方太平洋沖地震などについて (谷  誠)
2011-04-09 22:10:57
 大変コメントが遅くなってしまいましたが、下山さんがご無事で何よりです。

 東北地方太平洋沖地震の際は、自宅2階の自室で昼寝をしておりましたが、揺れに気づいて起き、そろそろ揺れがおさまるかと思った瞬間、強震に襲われました。

 私の自宅がある埼玉県川口市は震源から遠く離れていたものの震度5強で、自室に置いてある家庭用地震計が震度5.8(1Fは震度5.0)を計測・記録するほどでしたが、事前に地震対策を各所に施しておいた為、軽微な被害で済みました。

 また、下山さんが仰せの様に、自然に抵抗する様な人間のやり方(従来からの耐震剛構造など)を、もういい加減、改める時期にきていると思います。



 
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ご無事で何よりでした。 (大竹幹(平成6年 建築デザイン卒))
2011-05-09 11:12:00
下山先生、ご無事で何よりでした。震災発生以後、つくばの町や先生の事務所は大丈夫であっただろうかと思っていました。
地震の際、私は実家の改修工事中で、たまたま材料がなくなり地上にいました。少し前だったら2階の足場や屋根にいたことを思うと怖くなります。

今、上州富丘駅舎のコンペに参加しており、駅関係の調べ物をしている際に、先生のブログに行き当たりました。遅ればせながら、コメントさせて頂きました。
今年の夏も暑くなるという予想のなか、停電もあるようです。お体をどうぞ大切になさってください。
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縄文人の知恵 (筆者)
2011-05-09 17:54:54
お久しぶりです。

私の居る地区は、縄文人~弥生人の住居址がある丘陵です。隣りは貝塚、今は神社です。
この神社を祀るこの地区は、瓦のズレ、クズレ、あるいは石積塀の倒壊など、他の地区で多く見かける被災例がありません。
もしかしたら、縄文人たちは、そういう場所を知っていたのかもしれません。
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