木曽路
木曽路。馬籠宿、妻籠宿は秋の季節何度か訪れている。昔の山深い鄙びた宿場の様子が残る。
江戸時代末期、皇女和宮が徳川家に嫁ぐ時に通ったといわれている。
内田康夫の「皇女の棺」と言う小説の中に皇女和宮が馬籠宿あたりに来たとき、もし旅の疲れで病に罹り、万一のことがあったときに備えて皇女のための「棺」を作っておくと言う話が出てくる。
それほどに京から江戸への旅はきついものだったのだろう。
上州路
上州路。国定忠治赤城の別れ・・・
赤城の山も今宵限りの台詞が思い浮かぶ。板割りの浅太郎が叔父勘助の首を忠治の前に差出す。民百姓の味方、任侠道の鏡と言われた国定忠治が、役人に追われ上州路を後にする名舞台を思い出す。
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