キャノンG7XMarkⅡで撮影
昭和記念公園には年に数度撮影に出かけるが、通常はデジイチで24ミリ~300ミリズームレンズを持って行く。
コンデジで撮影することは殆ど無いが、今回ソニーRX0Ⅱのテスト撮影と同時に、コンデジ キャノンG7XMarkⅡで撮影して見た。
レンズは24ミリ~100ミリズームレンズ付きだ。
デジイチの望遠に比べて1/3の長さで何処まで撮れるのかがポイントになった。
チューリップの園を遠景を24ミリで撮影。
コンデジでは普通に撮れる風景。
24ミリでは、一般的なコンデジの35ミリ程度のレンズ画角より広い範囲が写せる。
キャノンG7XMarkⅡのセンサーは1型で、一般的なコンデジのセンサーよりはるかに大きいため、質感とシャープさがが全く違う。
この3枚の写真は極一般的な風景の撮り方だと思う。
コンデジの場合、レンズの焦点距離が短いために被写界深度が深く手前から奥までほぼ全体にピントが合う。
デジイチの場合はセンサーも大きく、レンズ焦点距離も長いためピントを全体的に合わせるのは難しく、全体にピントを合わせるには絞りを絞り込まなねばならない。
コンデジの場合は殆どその心配はないが、逆にねらった被写体の前後をぼかすことが難しい。
絞りをf4位にして100ミリ望遠で花のアップを写す。
バックをぼかすために絞りを開き、尚且つレンズを望遠側にセットて一番手前の花にピントを合わせる。
遠くの花はきれいにボケている。
キャノンG7XMarkⅡは開放絞f1.8と明るく、被写界深度も非常に浅い。
この写真の場合絞りをf1.8にすればバックはもっとぼけてくれたはずだ。
一般的なコンデジでは、撮影時に自分の好みに合った絞り値を選ぶ事が出来ず、カメラ任せの撮影になるのでボケを作る事は非常に難しい。
右の写真は同じ条件でやや高い位置から撮影したもの。
24ミリで手前の花の20センチほどの所に接近、その花にピントを合わせた。
絞りはf8にセットした。
近景から遠景までピントが合っているように見える。
枝垂れ桜を100ミリ望遠で撮影。
絞りはf5.6にセット。
バックの花はきれいにボケている。
バックをぼかしたい時には望遠を使うのが一番手っ取り早い。
普段はデジイチで撮影しているが、コンデジでも絞りやシャッター速度を自分なりにセットする事が出来るカメラならばデジイチ並みに使う事が出来る。
キャノンG7XMarkⅡ並の性能のカメラで、望遠側が200ミリ程度のレンズがついたら申し分ないカメラになると思う。
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