モノクロの世界
老骨が写真の世界にはまり込んだ時代はモノクロの時代だった。
色彩のある物がすべて白と黒に置き換えられており、それが当たり前で不思議にも思は無かった。
カラーフイルムが開発されて写真に色が付くようになった時は驚きだった。
現在ではカラー写真が当たり前になって、モノクロ写真は別世界の物になってしまった。
そんなモノクロ写真を回顧する意味で、時々モノクロ写真を撮っている。
モノクロ独特の重量感の様な物が感じられる。
逆光で、太陽の輝きが強調される。
何処か北欧の様な独特の雰囲気が漂よう。
夜のとばりに浮き上がる建物。
モノクロ独特の雰囲気だ。
道端に立つ彫像。
コントラストの強さが彫像を引き立てる。
水溜まりの表情が強調された。
墨絵的表情の風景。
何気ない庭先の風景だが、キャラクターが一段と映える。
広い風景の中のベンチが印象的。
モノクロの良い所は、見せたい所を確りと表現出来る所ではないかと思う。