閑居シニアの写真館

リタイヤして30年、いろいろと写真を写し続けています。最近は身近な風景を見たまま気ままに写真を楽しんでいます。

真姿の池よりお鷹の道

2023-12-22 09:43:29 | アルバム

真姿の池よりお鷹の道

「真姿の池」の前に流れる湧水路に沿って歩くと「お鷹の道」に出る。
三代将軍家光が武蔵野に鷹狩に来た折に通った道と言う事で「お鷹の道」と名付けられたと言われている。



真姿見の池前の湧水源から流れ出た水は用水路として流れている。
流れの中に近くに咲くサザンカの花が散り落ちている。




やつでの葉に落ちたサザンカの花。

 



用水路沿いに歩くとお鷹の道に出る。



「お鷹の道」の木々も紅葉が進み、終わりに近い木々もある。


「お鷹の道」にはこんなマンホールの蓋があった。


「お鷹の道」を抜けると国分寺前の楼門に出る。
楼門の後ろが現在の国分寺。


楼門から南へ百メートル程行くと武蔵国分寺跡に出る。


今は完全整備され、昔の面影は全くない。


国分寺史跡から楼門に戻り、楼門を抜けると現在の国分寺に出る。


国分寺から左手に歩くと一寸した階段が有り、そこを上ると仁王門に出る。


仁王門の案内板。
仁王門をくぐり抜けると再び階段が有り、登り切った所に国分寺薬師堂がある。


薬師堂。
中には重要文化財の薬師如来像が安置されている。
新田義貞が鎌倉攻めをし、分倍河原の戦いのとき、この薬師堂は火災となったが、その時、薬師如来像は本堂から飛び去り戦火を免れたと言い伝えられている。
後に新田義貞が薬師堂を再建したと言う。




薬師堂の裏手には四国八十八寺を模したと言う仏像が並んでいる。
知る人ぞ知ると言うか、殆どの人がこの仏像群を知らない。
この仏像は老骨が小学生の頃には国分寺崖線の林の中に点在していた。
太平洋戦争終戦後、この仏像が相当数持ち去られると言う事件が起き、国分寺が残った仏像を集めて薬師堂の裏手に祭ったと記憶している。
大雑把に国分寺「お鷹の道」から史跡を紹介した。
春は桜の時期、秋は紅葉の時期に訪れてみては如何だろう。
コメント (2)
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