三人のひ孫
老骨には三人のひ孫がいる。
一歳、三歳、五歳、三人とも男子。
三歳と五歳は兄弟、一歳は三歳と五歳の兄弟の従弟に当たる。
三歳と五歳の孫は月に2~3度は我が家に来る。
この二人のために用意したおもちゃや絵本は相当なな量になる。
老骨の本棚は彼等のおもちゃで占領されてしまった。
その他にも段ボールのリンゴ箱二箱分くらいある。
これらはほんの一部だ。
我が家に来るとすぐにありったけのおもちゃを部屋いっぱいに広げる。
五歳の子は勉強と称して小さな座卓に文字の練習帳などを広げたり、クレヨンや色鉛筆を使って絵をかいたりする。
そこまでは良いのだが、二人とも何故か飽きっぽく、広げるだけ広げると5分もたたないうちに他の物を広げる。
それもすぐに飽きる。
おもちゃを広げたまま庭に出て土いじりに余念がない。
後片付けをすることは全くない。
躾けの問題だろうか、片付けは老夫婦の仕事になる。
時には、片付けた後からまた広げると言う事を繰り返すことがある。
老夫婦が後片付けをしているのが面白いのかも知れない。
自分たちが子育てをしている頃はどうだったか、少なくとも後片付けはするように躾けたと思う。
子供がすることに干渉することなく、自由に育てた方が良いのだろうか。
上の子は来年一年生になる。
そろそろ躾けが必要なのではないかと思う。