預かり物
5日ほど前、娘婿の父君が急逝し、九州小林の実家に葬儀のため夫婦で出かける事になり、愛犬チワワの「ハル」を預かる事になった。
週一度くらいは我が家に来ていたので違和感はなかったが、急に家族が増えた感じで、静かな環境だったものがにわかに活気付いた感じになった。
ケージその他一週間分の食料や排泄物処理用のマット等を預かり、使用法などを聞き取った。
昼間はケージの外に出て、自由に部屋の中を飛び回ったり、寝込んでいたり、相手になれとじゃれついたりして、可愛かった。
遊び疲れるとケージの中に入り、眠っている。
この犬で3代目、最初はチワワ、次がラブラドール、そして3代目が再びチワワ。
初代と二代目は慈恵院と言う動物専門の寺に眠っている。
預かり物の「ハル」の世話は殆ど老骨の仕事になった。
もともと犬好きの老骨にとっては「ハル」の世話はさほど苦にはならない。
「ハル」は久しぶりに日頃の無聊を慰めてくれた。