チュリップの園
蝋梅の撮影はそこそこに終わり、ついでにチューリップの園の冬はどうなっているのか見に回った。
チューリップ広場の池の中には烏が水浴びをしていた。
春、チューリップの花壇になる所には花の品種を記したものと思われる小旗のようなものがたてられていた。
周囲の木には烏が鈴なり?に止まっていた。
このあたりは烏のねぐらになっているようだ。
近くの渓流は水が枯れ、落ち葉で埋まっていた。
この辺りは春桜の咲く時期にはきれいな水が流れ、桜の花で周囲を埋め尽くされる美しい所だ。
まさに冬枯れと云ったところだ。
原っぱ西花畑。
チューリップやポピーの花畑だ。
一面ビニールシートのようなもので覆われ、あたかも雪景色を見るような光景だ。
遠くに桜の林を望む場所。
この辺りはポピー畑になる所だ。
ここも雪景色のように銀色に輝いていた。
水鳥の池に出る。
この辺りは普段ボートで賑ぎあう所だが、枯れすすきばかりの湖面にボートは見当たらない。
池を望むベンチ、人影はない。
暖かい日差しに誘われてしばしベンチで休む。
静かな湖面には水鳥たちが餌を求めて行き交っていた。
何も考えずにボーっと湖面を眺めるひと時は老骨にとってある意味至福の時だったかも知れない。