撮り方色々(縦位置・横位置)
ソニー α7 28~70ミリ
写真には横位置と縦位置がある。
横位置は画面に広がりを与え、縦位置は奥行きを見せると云われているが、時には反対の場合もある。
写真は横位置で、70ミリ望遠の撮影。花を手前にアップにして遠景を引き寄せながらボカシている。
こちらも同じく望遠での撮影であるが縦位置にすることと、やや高めの位置からの撮影。
バックはボケてはいるが奥行き感が感じられる。
この二枚の写真の場合、同じ場所で、同じ焦点距離だが、縦位置横位置の違いと撮影位置の高低によって遠近感の表現が違ってきている。
表現意図の違いで写真が変わった性格を持つことが分かる。
木陰に咲く花。左は花が咲いている所の情景を表現したもので、ある意味では一般的なフレーミング。
右は同じような情景描写ではあるが、花を主役にしてアップで捉え、バックはあまり目立たないようにボカシている。