ムラサキハナナ
ムラサキハナナ、大根花とも云うムラサキの花。春になると至る所で見かけるようになる。
この花を主役に色々と写してみる。
すべて逆光線で写し、花にメリハリを付ける事にする。メリハリを付ける事で風景に奥行き感が生まれたり、花の立体感が生まれたりする。
雑木林の中では立木とムラサキハナナの組み合わせが、雑木林の雰囲気を出す事が出来るのではないかと色々と撮影する。
ここではムラサキハナナよりも立木が主役になっているように見える。立木の横の新緑の細い枝がこの写真のアクセントとなり写真を引き立てている。
遠くに新緑のもみじ、所々に木漏れ日と、平凡な風景ににメリハリをつっけると共に、春の日差しの温かみを感じさせる。
平凡な風景も光を上手く使うことで、平凡から抜け出す事が出来るし、木立とのバランスを上手くとることで一味違う写真にする事も出来る。何時も見なれた所でも工夫次第では美しい写真が写せる可能性もある。