羽衣ねぷたまつり
キャノンパワーショット G10 ISO800
昨年ご紹介したと思いますが、今年も立川羽衣ねぷたまつりを見に行きました。
昨年はデジイチで撮影しましたが、今年はコンデジでの撮影です。機種は、キャノンパワーショットG10、リコーデジタルG3、ソニーサイバーショットHX5の3機種です。
ソニーのHX5は、ハイビジョン動画撮影用です。勿論静止画もいくらか撮影しました。
フラッシュ嫌いの私としては、3機種ともISO800にセット、自然光でまつりの雰囲気を表現してみたいとの思いからです。
キャノンパワーショット G10 ISO800
午後6時、まだ西空は明るい頃ですが、観客は町中にあふれていました。
自然の雰囲気を表現することは非常に難しいものがあります。観客に露出を合わせると、ねぷたのディテールが明るく飛んでしまい、ねぷたを綺麗に出せば観客は黒く潰れてしまいます。両方を満足させるには、街中のよほど明るい所で、撮影するのが良いのですが、この街は全体的に暗いところばかりで、撮影条件はフラッシュ無しでは無理といった状況でした。ですが、あえてフラッシュは使いませんでした。
キャノンパワーショット G10 ISO800
ISO800の撮影はやはりノイズの発生が大きく、画面全体に細かい粒子のようなものに覆われます。最近のデジカメの一部にはISO1600くらいまではノイズが目立たないと言う機種もあるようです。
2L判くらいの大きさに引き伸ばすと、早やノイズが目立ち始めます。ノイズに目をつむるか、不自然な描写になってもフラッシュを使うかは、撮影者の意図によって決められるものだと思います。