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生きること:過去と未来とエスペラントと

モンゴルエスペランティストの系譜

2010-07-10 08:34:46 | エスペラント
 モンゴルに関する講演は6月22日(火)に3回行われました。原稿を用意し、スライドで映し出しながら行いました。エスペラントを殆ど実践してこない人に読ませ、この機会に人を育てようとするかれらの努力が伝わりました。

 私が間違って記憶している部分が有るかもしれませんので気付いた方は指摘してください。よろしくお願いします。

 モンゴルに始めてエスペラントをもたらしたのはKhayankhrvaa(1885~1934)と言う人でした。仏典を探してトルコまでたどり着き、そこでエスペラントを覚え帰国しました。1923年から若いインテリにエスペラントを教えたそうです。またエスペラントの機関誌も発行しました。

 彼の弟子が、Byamba Rinchen(1905~1977)。彼は1960年に独習書を作るなどエスペラント運動に貢献しました。

 その弟子が Chmid Dogsuren(1934~?年号を聞き洩らす)。現在の活動家は習った年は違っているが全員が Dogsuren の弟子だそうです。非常に多くの人に教えたが、現在大会の運営に参加したのは8~9人と言う事でした。この中に彼の息子さんもいました。

 若いエスペランティストのほとんどは京都に本部のある大本の活動家が教えた人たちでしょう。
 私に話しかけてきた女性の中で一番長く学習した人でで2週間。彼女は18歳の息子がいると言っていましたが、初心者のほとんどは若者でした。
 ちなみにモンゴルの大会登録者は39名でした。

 この系図を見るとモンゴルのエスペラント運動は細々ながら続いたという事になります。

コメント
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