glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

"失くした二つのリンゴ”を見て

2008-03-31 10:41:59 | エスペラント
 原作『DU POMOJ PERDITAJ』は中国で出版された VERKOJ DE VERDA MAJO のp.395 に掲載されています。日付は1939年4月。まだ、二人のお子さんが生まれていない、重慶爆撃が始まって数カ月の後のことです。

 ページを捲りながら、この文をを読んだ時の感想を思い出しました。長谷川テルにしては凄く感傷的であると。

 しかし、娘さんの旅から垣間見ることのできるテルは彼女の著作や伝記からは窺い知ることのできない人間味をおびていました。

 栗栖継氏が登場したのもうれしかったです。彼のことはserenaさんがブログの中で触れていました。

http://blog.goo.ne.jp/serena_2005/e/b27aacc51a18bcfd54c72c6c81f600b7

 お姉さんの幸子さんにお会いしたのは赤城山でのエスペラント大会でした。エスペラントを始めて3カ月の私は年齢を聞かれた時、エスペラント歴で3カ月と答えました。その後私の呼び名は INFANO 『幼児』 となり、多分私の本名を記憶している人はいないでしょう!

 テルの人柄を知ることができると同時に、ウン十年の昔を回顧する貴重な時間をいただきました。
コメント (4)
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