glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

インドの踊り

2008-03-24 10:40:54 | エスペラント
 これの記事で私のバンガロールでのエスペラント大会の報告は一応終わりたと思っています。

 閉会式が終わり会場を出るとそから賑々しい鈴、太鼓、鉦の音が聞こえてきました。多くは10代後半と思える若者たちが20名ほどが踊っていました。
 両足には鈴のついた足環、両手に鉦。踊りが激しければ激しいほど音も賑々しくなります。座り、飛び、跳ね、激しく動きながら互いの手に持った鉦を打ち鳴らし2重の塔や3重の塔を作ってはとんぼ返りし、激しく踊ります。
 この踊りはベンガロール近郊の農村の伝統的な踊りでカムサリと言うのだそうです。それは村々によって違い内々で行われていましたが、最近、ホテルが観光客のために呼んだりイベント過剰で踊らせたりするようになったのだそうです。
 こうして、若者が都会を訪れ、現金収入を得ることでインドの農村も変化してゆくのでしょうか。

 それにしてもインドの踊りは激しいですね。民族の夕べ『Nacia vespero』での踊りもすべてはげしく、私の写真はまるで駒が回っているような、台風の目でも写したかのようにぶれていました。
 そして、表情はほとんど変えないのに目の動きはユーモアにあふれていました。
 通りすがりのインド人をているとその表情は暗く険しく見えます。ところが話し始めると優しい明るい表情に一変するのです。とても不思議な印象を持ちました。そのことを先日突然ラオスから帰国した息子に話すと、『不思議なんだよね、南アジアの人はみんなそうなんだよ!』と言っていました。

 これは白人による植民地支配と関係があるのでしょうか。

 カムサリの一部分に関する写真がlignpontoさんのところにありました。その激しさは写真からは窺い知ることはできませんが見たい方は訪ねてください。

http://blog.goo.ne.jp/lignponto/e/c72bafa1c883463c2230274feef3e5da
コメント (1)
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