夕暮れ前

　午後遅い山の湖。さざめく湖面。

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続、ヒロハノアマナ

　一昨日ご覧いただきましたヒロハノアマナ（広葉の甘菜）の続きです。

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Swatch

　探し物で引き出しの奥をゴソフゴソあさっていたら、20年くらい前にちょっとハマって集めたSwatchが数本出てきました。なんだか懐かしくて探し物は放ったらかしにしてSwatchの手入れを始めてしまった今宵でありました。

　もちろん全て電池切れで止まっておりましたし、革のベルトも劣化していて腕に巻くと皮に大きなひびが入ったり接着部分が剥がれたりで使い物にならない状態のものもありましたが、買い置きの電池を入れてみたら動き出し、劣化していたベルトも買い置きがあった物に交換し、傷や曇りのあった風防も研磨剤で磨いたら見違えるように綺麗になり、まだまだ使えそうな感じ。

　上の写真はクロノグラフばかりですが、フツーのSwatchはベルト取り付け幅17mmで、これは買い置きのベルトがなかったのでまずは2本ほどAmazonで注文。

　クルマ好き、カメラ好きはほとんどの場合時計好きでもあり、郷秋＜Gauche＞も御多分に漏れないのでありますが郷秋＜Gauche＞の場合はアクセサリーの類を身に着けるのが嫌いなのでありまして、つまり、腕時計も身につけていると鬱陶しくて嫌なのでありますよ。時計は好きだけれど身に付けるのは嫌い。ですのでケータイを持ち歩くようになってからは、本当に必要な時以外は腕時計を着けない生活をしております。

　ですから、今晩発掘されたSwatchも結局は出番が無いのではないかと思うのではありますが、せっかく手入れをしましたので、それもちょうど5本ありますから一週間は頑張って日替わりで着けてみようと考えているところなのであります。

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ヒロハノアマナ

　ちょうど一週間前に「葉っぱだけでした」と書いた「広葉の甘菜（ヒロハノアマナ）ですが、今日見に行ったらあたり一面に愛らしい花を咲かせておりました。

　アマナは日本におけるスプリング・エフェメラル（Spring Ephemeral、春の妖精）の一つ。この季節にしか見ることがでいない貴重な花です。

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乙女椿

　乙女椿（おとめつばき）。江戸時代に作出された椿の園芸種の一つ。薄ピンクで八重咲き。名前からの予想を裏切らない、バラの花に勝るとも劣らない美しい花です。

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三月十一日

　冬がどんなに長く厳しくても、時が来れば冬は終わりを告げ、春がやってくる。枯れてしまったかに見える草木も冬の終わりを察知し新しい芽を伸ばし葉を広げ花を咲かせる。

　すでに八回繰り返された自然の営みですが、八年前の今日この日に起こったこと、この日に始まったことへの驚き、悲しみ、苦しみ、怒りは消えることはありません。それら感情が表層からは消えたとしても、記憶と身体の深層に決して消えることのないものとしてますます深く強く刻みこまれていくのです。

　まったく申し訳のないことですが、この日に目にする耳にする「祈り」だとか「絆」だとか「鎮魂」と云った言葉が、私にはなんとも薄っぺらなものに見え、聞こえてならないのです。八年前の今日この日に起こったこと、この日に始まった事共に思いを巡らす今日、三月十一日です。

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二輪草

　昨日の続きで、今日は二輪草。土の中から「よっこらしょ」と顔を出した二輪草の若葉ですが、若葉と云うには茶色っぽくて土が付いていて春の芽吹きのイメージとはちょっとかけ離れていますね。でもひと月後に咲く花は可憐でホントに素敵なんです。どうぞ楽しみにお待ちください。

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大甘菜

　家の周りを一回りしてみたら、あちらこちらで新しい芽が伸び始めておりました。
　今日の一枚は、大甘菜。実は冬の間も葉が出ているのですが、ここにきてぐんぐん伸びて来ております。「ベツレヘムの星」とも呼ばれ美しい花を見せてくれます。開花一か月ほどありますが、咲いたらご覧いただくことにいたしましょう・

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Zoom Nikkor 28-45mm F4.5

　以前から欲しいと思っていたZoom Nikkor 28-45mm F4.5を入手しました。間違いなければ発売は私が大学4年の時、F2時代の1977年の発売ですから40年以上前のレンズと云うことになります。この当時の43-86mmはかなりの量が中古市場で流通しておりますが、28-45mmはちょっと珍しいかも。

　28-45は、アタッチメント（フィルター）径52mmに拘っていた当時のニコンには珍しく72mmと云う大口径のフィルターを前提として設計されています。もう一つの特徴は、絞り環に刻印された数字が白一色であること。オートニッコール時代から絞り値は色文字でたので、白一色の絞り値は初めて目にしました。

　40年以上前のレンズですので色々難はあります。鏡胴の塗装が難箇所か剥げているのは良いとしても、順光での撮影には大きな影響はないものと思いますがレンズ内部の一部に曇りが生じております。ピント環の動きが全般に軽いなかで1.5m付近で引っ掛かるところがあります。

　40年前のNikkorでも単焦点であれば市場に豊富に出回っておリますが、ズームレンズとなると流通量はぐっと少なくなり、同時に程度の良いものも少なくなる傾向がありますのである程度の不具合はやむを得ないものと云るでしょうか。

　郷秋＜Gauche＞がなぜこのレンズを欲しかったかと云えば、その第一はルックス。今日の間に合わせの写真ではお伝えすることはできませんが、なかなかのグッドルッキングなのです。つまりは撮影用機材というよりはコレクション・観賞用なので、実用に必要な要素には目をつつぶった次第です。

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マリンバ

　いや〜〜〜っ、マリンバって、ホント、素敵な音色ですね。

写真の楽器はバスマリンバ

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あと二週間

　気の早い花が咲き始めているかと思って見に行って見ましたが・・・。

　手前の細い葉がヒロハノアマナ（広葉の甘菜。甘菜の仲間の中では葉が幅広）、奥の大きな葉がカタクリ。お天気次第だとは思いますがヒロハノアマナの開花まであと二週間、カタクリまで三週間と云ったところでしょうか。時々のぞいてみることにします。

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続、椿

　昨日の椿よりも少し艶やかに。

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椿

　椿（つばき）または藪椿（やぶるばき）は、ツバキ科ツバキ属の常緑樹。照葉樹林の代表的な中高木の樹木。日本原産で本州以南から朝鮮半島南部と台湾に分布する。花期は春。山茶花とは近縁だが、秋から冬にかけて開花する山茶花に対して、椿は木偏に春と書くことからも分かるように春の花（冬から開花する早咲きのものもある）。古い時代から日本人に愛されてきた椿だが、江戸時代には大名・公家から庶民に至るまで栽培が大流行し数百種とも云われる園芸種が作出された。

　ざっと紹介するとこんな椿ですが、いざ撮るとなるとなかなか手強い花でもあります。その理由は、直射日光の元では花弁が飛び易く光沢のある葉が光ってしまうこと、日陰では花色の再現が難しいこと。椿の花期には他に梅や桜など華やかな花も多く、ついついそちらに目がいってしまいことも椿の良い写真を撮れない要因ともなっているのかも知れません。

　そんな中で、一昨日は光の周り具合も好ましい感じでしたので椿を積極的に撮ってみました。今日ご覧いただくのはその中の一枚です。艶やかな椿の花ではありますが、個人的には薄暗がりの中で出自を隠してひっそりと咲く椿の花が好ましく思えてなりません。

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競演

　競演、と思ったけれど良く見ると、椿が少なすぎてあくまでも梅が主役で椿は脇役ですね(^^;

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Spring is coming

　春です。寒い日があるかもしれません、ひょっとすると雪が降るような日があるかもしれません。でも、もう春です。冬に後戻りすることはありません。

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