Zoom Nikkor 28-45mm F4.5

 以前から欲しいと思っていたZoom Nikkor 28-45mm F4.5を入手しました。間違いなければ発売は私が大学4年の時、F2時代の1977年の発売ですから40年以上前のレンズと云うことになります。この当時の43-86mmはかなりの量が中古市場で流通しておりますが、28-45mmはちょっと珍しいかも。

 28-45は、アタッチメント(フィルター)径52mmに拘っていた当時のニコンには珍しく72mmと云う大口径のフィルターを前提として設計されています。もう一つの特徴は、絞り環に刻印された数字が白一色であること。オートニッコール時代から絞り値は色文字でたので、白一色の絞り値は初めて目にしました。

 40年以上前のレンズですので色々難はあります。鏡胴の塗装が難箇所か剥げているのは良いとしても、順光での撮影には大きな影響はないものと思いますがレンズ内部の一部に曇りが生じております。ピント環の動きが全般に軽いなかで1.5m付近で引っ掛かるところがあります。

 40年前のNikkorでも単焦点であれば市場に豊富に出回っておリますが、ズームレンズとなると流通量はぐっと少なくなり、同時に程度の良いものも少なくなる傾向がありますのである程度の不具合はやむを得ないものと云るでしょうか。

 郷秋<Gauche>がなぜこのレンズを欲しかったかと云えば、その第一はルックス。今日の間に合わせの写真ではお伝えすることはできませんが、なかなかのグッドルッキングなのです。つまりは撮影用機材というよりはコレクション・観賞用なので、実用に必要な要素には目をつつぶった次第です。

  blog「恩田の森Now」 http://blog.goo.ne.jp/ondanomori には、ただいまは3月2日に撮った写真を、6点掲載いたしております。すっかり春となった森の様子をご覧いただければ幸いです。

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