SAF1の機材はメルボルンに到着しつつある、らしい

 SAF1の2008年シーズン用の機材の第一陣が既にメルボルンに到着し、更に次便の到着を待っているところだと、複数のメディアが報じている。メルボルン入り前の琢磨が日本に立ち寄り、「メルボルンのグリッドに並ぶ」と明言していることからも、これらの報道は事実なのだろ。

 だけれど、メルボルンに送り込まれたと言うSAF1のマシンは、いったい07Bなのか08なのかについて触れたメディアはない。1月と2月にヘレス合同テストでSAF1が走らせたマシンはSA07Bと呼ばれていたはずだが、2月のテスト直前にはクラッシュテストに合格した事が報じられているから、1月と2月のマシンは、別のものであったのかも知れない。

 もっとも、F1マシンはシーズン中にもかなりのテンポでアップデートされるから、初戦と最終戦とではまったく別なマシンになっているというようなこともままある話し。その意味では07Bでも08でも良いのだが、問題は2月14日のヘレスの合同テスト以降、まったくテストをしないまま開幕戦を迎えるということである。これでは2006年のデビューの時とまったく同じであはないか。

 いかに琢磨が「開幕戦に向け万端」とコメントしてみても、準備不足どころか準備なしての「ぶっつけ本番」であることは明白。勿論、SAF1には走ってもらいたいし、ただ走るのではなく、少しでも上位に食い込む熱い走りを期待したいところだが、やはり、難しいと言わざるを得ないだろな。
 
 例によって記事本体とは何の関係もない今日の1枚は、すみよしの森にある小さな石の祠。念のために辞書を引いてみたら、祠は「神を祭った、小さいやしろ(社)」とあった。では、社はといえば「一定の格式をもった神社」だという。これまで何度か「小さな祠」と書いた事があったが、辞書によれば、これは「重言」であるということになるが、写真の祠は余りにも小さいので、あえて「小さな祠」と標記した。
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