一眼レフの市場が数年後に再び拡大に転じる?

 Imaging Resourceに掲載されたリコー開発陣へのインタビュー記事によれば、リコーはミラーレス移行したユーザーが1~3年後には一眼レフに戻ってきて、一眼レフ市場が再び拡大すると予想しているようです。

 その根拠の詳細については上記の記事もしくはこの記事を紹介している日本語のサイト、Digicame-info.comを参照頂きたいのですが、いくつかの根拠の中に大変興味深い記述がありました。それはカメラの一形式としての一眼レフの魅力と優位性を実に見事に表現しておりますのでご紹介したいと思います。

  「ミラーレス(ノンレフレックス)に移行したユーザーの中には、再び一眼レフに戻ってくる人がいることでしょう。なぜなら、一眼レフには光学ファインダーで美しい像をみながら撮影プロセスを楽しむことができる大きなメリットがあるからです。」(郷秋<Gauche>の意訳)

 リコー開発陣の主張から、彼らがカメラを単に「美しい写真を作るための道具」としてではなく、「写真撮影を楽しむための道具」として捉えていることがわかります。写真とカメラを愛好する者の心情をものの見事に云い当てていますね。

 そのような彼らであるからこそGR-Ⅲのようなカメラを作り続けることが出来るのでしょう。これからも「写真撮影を楽しむための道具」としてのカメラを作り続けて欲しいものではありますが、カメラ事業からの撤退が度々噂されるリコーですし、カメラの将来を握っているのは、ニコン、キヤノン、ソニーの三社ですからリコーの思惑通りにいくかどうかはわかりませんね。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、昨日ご覧いただいた先祖返り?の月見草を見つけた昼咲桃色月見草の群れ。我が家の敷地から道路にはみ出すように咲いている。多年生のため何もしなくても毎年同じ場所で咲いてくれる&零れ種でどんどん増えてくる。

 blog「恩田の森Now」 http://blog.goo.ne.jp/ondanomori には、ただいまは5月18日に撮った写真を6点掲載いたしております。田植え間近となった森の様子をご覧いただければ幸いです。

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