本日の教訓:権力者は威張る

 5月22日に、「権力者は嘘をつく」と書いたが https://blog.goo.ne.jp/gauche7/e/e8f4bf45640de1b21034f29de8bc2b54 、今日はその続編、「権力者は威張る」。

 「鹿児島県の三反園訓(みたぞのさとし)知事が今月、訪問先のブラジル・サンパウロで開かれた同県人会の夕食懇談会場で、県議長が締めくくりのあいさつをしている最中、女性を呼び捨てにして『誰が会を閉じていいといった』などと、同県訪問団の添乗員を務める旅行会社の女性社員を名指しして怒鳴りつけていたことが30日、西日本新聞の取材で分かった。知事は会の途中席を外していて、会場に戻った際に突然怒鳴りつけた」との報道。

 自分の部下に対してであれば理解できなくはないが(公衆の面前であれば明らかなパワーハラスメントだが)、旅行会社の一社員を怒鳴りつけたとは、県のトップ、知事職としてあるまじき言動。お粗末としか云いようがない。

 その三反園氏、2年前の2016年7月、鹿児島県知事選を前にして西日本新聞のインタビューにこのように答えていることもわかった。
https://www.nishinippon.co.jp/feature/attention/article/281440/ 

 「民放の政治記者を約30年。朝6時前から深夜2時まで取材に駆け回り、16人の首相と接した。印象に残るのは中曽根康弘氏。決断力がずばぬけていた。《人生で大切なのは他人を納得させる『すごみ』だ。それは実績を積むことでしか培われない。》 かけられた言葉を生きる糧にしている。」
 なるほど、ご立派なことであるが、「すごみ」とは旅行会社の社員を怒鳴りつけることとは知らなかった。

 さらにその記事には、三反園氏の座右の銘が「信なくば立たず」なのだとも書かれていた。しかしだ、業務を委託した会社の社員を公衆の面前でいきなり怒鳴りつけるような知事がホントに県民の信頼厚いのか、果たして鹿児島県政が「立っている」のか知らん。まぁ、私は鹿児島県民じゃないのでどうでも良いことだけれど。

「恩田の森Now」 http://blog.goo.ne.jp/ondanomori に、ただいまは7月23日に撮影した写真を6点掲載いたしております。猛暑が続く森の様子をご覧いただければ幸いです。

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