華のない花

 花だからと云って、皆がみな華があるとは限らない。じゃぁ、華が無いから駄目かと云えばそんなことはない。誰もが引かれる一見の美しさではなく、控えめだけれど知性と美しさを深く秘めた花もある。郷秋<Gauche>はむしろ、そんな花の方が好きだなぁ・・・


 赤花夕化粧(あかばなゆうげしょう。アカバナ科マツヨイグサ属の多年草。中米原産。正式な日本名は「夕化粧」のようですが「夕化粧ではオシロイバナと間違われることがあることから赤花夕化粧と呼ばれています)。自宅の庭にもたくさん生えているのですがまだ開花には至っておらず、これは恩田の森で撮ったも。月見草の親戚ですが花弁はずっと小さく15mm程です。道端で咲いているのを良く見かけますが、我が家の庭には私が意図的に導入し、他の「雑草」をせっせと引き抜いていますので今では赤花夕化粧の群生地になりつつあります。駐車スペースにもたくさん生えているため、「朝顔につるべ取られてもらい水」ではありませんが、夏の間は2台分の駐車スペースが使えなくなってしまいます(^^;

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