福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

今日はランチ忘年会

2020-12-23 | できごと

ここ数年、スタッフも家族持ちで夜の時間に都合がつかないこともあり、忘年会は、午後診療を休診にして、ランチ会にしています。
今年はコロナ禍で迷うところもありましたが、お店の感染対策などを確認した上で、少人数ですので開催することとしました。
ランチ会と言っても忘年会ですから、夜のコースと同等の内容でお願いしています。
皆、プライベートにもオフィシャルにも、日頃は食事会等の集まりは自粛していますが、この3月以降くらい皆健康状態に問題なく、休診することなく診療を継続できました。
そのお礼も兼ねて、それなりに忘年会を催したいというところはありました。
今年の会場は料亭の「しばこ」、ふぐ料理の老舗です。
ランチタイムで忘年会というのも珍しいでしょうから、他にお客さんはないようで、感染予防対策で広めの個室スペースでゆったりです。
まさにソーシャルディスタンスで、前後左右的に2mほどの間隔がとってあります。








いつもと違って個別に料理が出てきて、フグちり鍋など、人手はかかりますが仲居さんが各自に取り分けてくれます。
毎度思いますが、有り難みがなくなるような、たっぷりのフグ刺し。個別でもこの量。美しく美味しい。




ランチタイムですが、熱燗のひれ酒は少し頂きました。




ふぐ雑炊に、デザートはフルーツとお汁粉。
お昼から、お腹いっぱい頂きました。
今年の診療もあと数日。時間は流れて年末年始ですね。




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エナメル質形成不全の話 再び

2020-12-21 | 口の中の問題

ブログは閲覧数やどのページが見られたかがチェックできるのですが、普遍的に多いページはエナメル質形成不全と過剰歯のページです。
エナメル質形成不全は歯の色が不透明で、白濁していたり茶色っぽいとかで、むし歯? ということで相談も多々あります。
歯が形成されるときにきちんとち密に形成されない部分で、理論的にはその部分の歯の質が弱いので、虫歯リスクが高い部位になります。




全身状態に関連して同時期に形成される複数の歯に出ることもあります。
しかしながら実際には、この患者さんのようにたまたま向かって左上、右下の前歯に発生していて原因不明の例がほとんどです。
ちなみにこの患者さんは、矯正治療開始前に撮影したものです。
形成不全は乳歯にも見られ、軽いものを含めると頻度は低くありません。
欠損がある例もまれにあって、永久歯出始めの時期に知覚過敏が発生することもあります。
まずは欠損部をグラスアイオノマーセメントという、ある種のコーティング材で埋めて対応して、将来的には通常の詰め物に移行します。
特に上の前歯付近で、形成不全で白濁や黄褐色のまだら感がある場合、審美的には気になります。
ホワイトニングもある程度効果的ですが、小児歯科の分野で出て間もない永久歯にはお勧めしません。
形成不全は表面の着色と異なりますので、本当にきれいにするためには、現在の歯科では、形成不全部を削って、歯の色の詰めものに代えることになります。
出て間もない永久歯で審美障害が大きい場合は、当院の場合、歯は削らず、詰め物の材料をコーティングしてカモフラージュする方法を選択します。歯がやや厚ぼったくなりますが、ビフォーアフターでは改善は明らかです。
歯を削らず温存することで、将来もっと良い方法が出てきた場合に、コーティング材のみ削って除き対応すれば良いということになります。
形成不全が歯の生え際や歯間、そして奥歯の溝部分に発生している場合、初期虫歯と同等の意識で予防が重要になります。




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今日はヘビーな休日

2020-12-20 | できごと

ブログでも矯正関連で多く登場しているプレオルソですが、セミナーがコロナ禍の影響で中止になっていました。
少し前にZOOMでのウェブセミナーを企画しているとの連絡があって、今日はその受講日でした。
お昼前に職場に行って、ランチを取りながら、まずはセミナー開始まで事務仕事。
プレオルソ開発者の矯正歯科医O先生のセミナーですが、いくつかレベルがあって、今日の受講は最もアドバンスレベルです。
プレオルソのみでは治癒せず、本格矯正が必要な症例の提示と説明でした。




午後1時から2時間半ほど、基本的に難しい症例がどんどん登場。
O先生は治療初期にはプレオルソを適用していますが、私だったらプレオルソは使用せずに、敢えて経過を観て判断するかな?という症例もいくつか登場。
早期治療は成功すれば予防的メリットもある一方で、まずは永久歯列完成まで、さらに骨格の発育に伴う噛み合わせの変化を予測するという能力が必要です。
患者さん側は今ある問題が気になるのは当然で、早期治療を希望される場合も多々あります。
歯科医側は先々を予測して、適時に介入するという能力が必要となって、これは治療技術各論と同様に、矯正治療の肝です。




O先生の悩ましい症例は、自分の臨床でも身近に感じられ、参考になりました。
私もプレオルソオンリーで良い結果を得ている例は多くありますが、より長期の経過を考えると、さらに研鑽と経験が必要と感じました。
セミナーが午後3時半に終わって、それから事務仕事の続き。
税理士の訪問が近いので、まずは給与計算と税務関連書類の整理。
加えて、コロナウイルス感染予防対策で補助金が交付されるとのことで、今年4月からの関連経費を調べました。
さすがに多岐にわたるので、結構時間がかかりました。何とか午後7時前くらいで終了して、帰宅時に申請書類を郵送できました。
年賀状も気になる時期になりましたが、今日は積み残しでした。
今帰宅して、家飲みしているところ。
コロナ禍の中ではありますが、忙しい年末の週明けが待っています。
BGMは上白石萌音。シンガーでも女優でも充分な、なかなか魅力的で才能ある人。



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福岡の冬 細長い私

2020-12-17 | できごと

今週は全国的に寒くなったようですね。福岡でも、少しですが粉雪が降って本格的な冬到来です。
今日は休診日ですが、いつもと同様の時間に休日出勤して、雑務を早めに済ませました。
あとは自宅でインドア。夕方から舞鶴公園あたりを自転車とウォークングでエクササイズ。
毎度の休日のルーティーンですね。






紅葉の季節が終わって、落葉。
落葉樹は裸になって、季節の移ろいを感じます。




夕日をバックに、細長い影の私。
コロナウイルス感染が増えていますが、軽症無症状者が多いとは言え、重傷者や死者の数も増えているのは気になるところ。
福岡では医療関係者の唾液PCR検査が無料で実施されます。
もちろん現在、当院で症状がある人はいませんし、検査は任意ではあります。
しかしながら、患者さんに安心を与えるという意味でも、一般の人よりは受けることが必要とされる立場ですね。
感染は、仕事中というよりも、プライベートで気が緩んだ行動からの方があり得ると考えます。
自粛モードも長くなりましたが、緊急事態宣言が出た折に、必要で地下鉄に乗ったら1両に私ひとりだった時期を振り返ると今は緩いのでは。
わたくし的には自粛疲れは無くて、自粛が普通という慣れがあって、ほぼプレッシャーなしです。
もともとインドア系ということも大いにあるでしょう。
只今のBGMはショーン・メンデスの新しいアルバム、Wonderのシャッフル。
カミラ・カベロとのデュエット、The Christmas Song が良いね。
この時期、患者さんにもメリークリスマス、そして良いお年を、とか挨拶する時期ですね。
例年と違って関連のイベントは地味になりますが、工夫を楽しみながら、ささやかに盛り上がりましょう。




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生誕80年

2020-12-15 | できごと

かつてビートルズのメンバーだった、ジョン・レノンが凶弾に倒れ亡くなったのが、1980年の12月。
レノンが住んでいたアパートメントの近く、NY、セントラルパークのストロベリーフィールズでは、コロナ禍の中でささやかな生誕祭が行われたとか。
最近、記念アルバムが出たので、聴いています。





ビートルズはレノン&マッカートニーで曲を作り歌ってきたわけですが、私がリアルタイムで聴いてきた時期にはマッカートニーが目立っている印象でした。
今でいえばセンターはマッカートニー。
ディランもレノンも美声とか歌唱力とかではなく、それを超越したメロディアスな曲と表現力を持つレジェンド。
今更ながらそれを再認識。
ロキシーミュージックがレノンを追悼して1981年頃カバーしたジェラス・ガイ。
私のレノン、ナンバー1はこれ。ロキシーのブライアン・フェリーもヘタウマでしたね。
記念碑のストロベリーフィールズは、3月にNYに行った折に訪れるのをすっかり忘れてました。
セントラルパークの東西の美術館や博物館は訪れていましたので、本当にウッカリ。
まずはコロナ禍の鎮静化ですね。




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15年になった

2020-12-14 | できごと

12月12日は15年前、2005年に当院開業の日。
周年イベント等は行いませんが、振り返る区切りになります。
大学に長年勤務した後の開業でしたので、小児歯科の専門性にはそれなりに自信がありましたが、まだまだ不充分でした。
歯科医としての仕事もですが、小企業の経営者としても学ばねばならないことが多々ありました。
ある程度すると、経営も歯科医としての専門性も幹の部分が見えて来て、ブレなくその後の進化を進めることができました。



日めくりカレンダーの12日がこれ。
父親の世代では、「努力と根性」が重要だったことへの反抗でしょうか、私のモットーは「お気楽にでも実質的」にでした。
そのモットーを保ちつつ、あるきっかけで「情熱:パッション」が数年前に加わりました。
その気持ちが、進化や成長に繋がるものと信じています。




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MA-1カラー

2020-12-13 | できごと

日常使いのバッグは色々試行錯誤しています。
好みや仕事の種類、日常のパターンで、ある程度絞れるのでしょうね。
私の場合、移動に自転車を使うことが多いので、軽量でメッセンジャーバッグ的なものが優先されます。
ここのところ、マンハッタンポーテージのメッセンジャーバッグを頻用していましたが、メイン収納以外に全くポケットがなく、あまりにもシンプルという欠点もありました。
最近トートバッグでメッセンジャーにもなって、軽量なSACのバッグを見つけて購入しました。





カーキカラーなのですが、小物入れとかインナーのカラーがオレンジ。
MA -1という、アメリカ軍のフライトジャケットの色合いがまさにこのコンビネーション。
収納スペースやポケットが適度にあって、使い勝手が私の日常にマッチしています。
もともとはレディスらしいですが、私にとってはとにかく便利で機能的で、気に入っています。
久しぶりのビンゴかな。
新しいものを購入したら、過去のものは廃棄するというルールがあって、今回は2つのバッグにグッバイしました。




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酒飲みの理論?

2020-12-13 | できごと

今日はそこまで寒くありませんでしたが、週明けから寒波が来そうですね。
今日はインドアでゆっくり過ごしましたが、テンションが下がりすぎて余計疲れを感じているのかも知れません。
疲れというのはフィジカルだけでなくメンタルもありますので、休憩とエクササイズのバランスが難しいかな。
エクササイズをしてむしろ元気が出ることも多々あるので、仕事柄メンタルにも疲れているんだな〜と感じることもあります。






西日がビルの壁面に反射。
福岡はこの時期、玄界灘の北西の季節風が強いのですが、穏やかな1日と思います。
実家から年末の贈り物が届いたのでお礼メールしましたが、既読にならないので直接電話してみました。
夕方早くでしたが、すでに両親は晩酌中で焼酎を飲んでいるとのこと。
飲んでパッピーで元気だったら全てOKという、二木家の酒飲みの理論を日々実践(?)している両親に乾杯。
私の今日の家飲みはウォッカからスタートですね。さすが人生の先輩、両親に先を越された〜〜。




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常に進化したい

2020-12-13 | 歯のけが

古くからの知人で、東京医科歯科大学勤務だったM先生が、最近歯の外傷の本を出版しましたので購入しました。
小児歯科分野の先生ですから、乳歯や生えて間もない永久歯(幼若永久歯)の外傷について詳説されています。
随分前ですが、M先生が学会で特別講演をされ、その時に学んだことが今でも私の臨床に生かされています。




早速、休日の今日パラパラと読んでいるところです。大学ベースですから、内容的に、エビデンスも含めしっかりしている集大成という印象です。
歯の外傷に対する処置も、私たちが研修医の頃に先輩から教わったことから変化があります。
考え方や、処置に使用する材料も変化してきました。
外傷に関わらず、常に知識や技術を進化させることが必要と、肝に銘じています。
クラシックな考え方や方法でも無難かとは思いますが、新しいものにはシンプルで効果が高いという場合が多いと思います。
歯科医師、患者さん双方にとってベターですね。
私が何かと新し物好きということもありますが、できるだけ客観的に評価比較して、場合によってはトライアルだけで終わることもあります。
常に進化を意識することが、日々臨床を楽しむということに繋がっていると感じています。





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ギネスはこう注ぐ

2020-12-11 | できごと

黒ビールで有名なギネスビール。
癖が強いのではという先入観もあるかと思いますが、実はまろやかで飲みやすい黒ビール。
昔、まだギネスに馴染んでなかった頃、行きつけ居酒屋の店主Kさんが、ギネスを一気にグラスに注いで、まずは泡だらけ。
これはおかしいだろ〜と思っていたら、これが正しい注ぎ方。



ビー玉サイズのカプセルが缶の中に入っていて、これがクリーミーな泡を作り出すポイント。
このカプセルを活かすためには、缶を開けて一気に全量注ぐことらしい。
真っ白け、泡だらけから1分ほど経つと、このようになって飲み頃というわけ。
クリーミーな泡を楽しむためには、もっと待たずに早めか、細めのグラスが良いかも。
ビールのBGMはDUA RIPA。




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