福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

これが当院では普通

2016-08-24 | 虫歯治療の話

小児の歯科治療では、治療のステップや使用する器材を説明して行いますが、前回のブログに続き、今日の治療風景を紹介します。




今日が虫歯の治療が初めての患者さん。5歳になったばかり。
治療ステップを説明後、表面麻酔をして麻酔注射。鏡で見ながらで出来てます。
表面麻酔と、注射針が細いのでほとんど痛みは無しです。
この後、ラバーダムをして奥歯2本の治療が終了。



ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam

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歯科治療のトレーニング

2016-08-24 | 虫歯治療の話

小児歯科、障害者歯科をやっていますと、特に歯科麻酔を伴う歯科治療では治療に慣れていないとか、不安や恐怖心などのために治療をいやがることは多々あります。
3歳未満の幼児では、まだ上手にコミュニケーションができませんので、いやがるとか非協力なのはむしろ本能的なもので、いたしかたありません。
それ以上で3歳後半くらいになると、コミュニケーションができて来ますので、治療器具の音や刺激をいやがることに対してしっかり事前に説明することで、随分上手に治療を受けることができるようになります。
もちろん治療の途中でも、今から何をするとか説明し、見せてから行うTELL SHOW DO テクニックが小児の歯科治療の原則です。




この患者さんは、次回の予約でむし歯治療が予定されているため、歯科衛生士がどのようなステップでどのような器材を使うか説明しています。
これはラバーダムの説明。患者さんの反応を反応を見ながら、むしろ楽しんでいる様子。患者さんを引き付けるような説明が実に上手で、感心しちゃいます。





歯科麻酔も使用予定なので、患者さんと一緒に麻酔液のカートリッジや注射針などを組んでいます。
もちろん患者さんが寝たポジションで、歯のクリーニングなど行って、エアー、水、唾液を吸引するなども経験させます。
治療の段階で、何もしないよ~、痛くないよ~、目をつぶってね~とかという対応が実は最悪なんです。
事前のトレーニング、治療中の説明、治療中であればその様子を鏡で見てもらうというのが小児歯科での原則です。
これらで、治療が随分スムーズに進行します。
麻酔もしっかり説明しますので、大人と違って、鏡で見ている患者さんも普通です。




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