よい子の歯の記録

ホームページにも当院のモットーとして掲げていますが、歯科衛生士とともに患者さんのむし歯、歯周病の予防を頑張りたいというのが私の望みのひとつです。でも予防というのは、実は私たち歯科医院サイドが頑張っても限界はあります。やはり患者さんや保護者の方がその気になって毎日のケアをしてもらうのが重要です。
定期的に来院してもらう「定期健診は」患者さん側と歯科医院側が予防の作戦を立て、それを一緒に実行する「定期作戦会議」のようなものと考えています。作戦といっても、虫歯菌や歯周病菌と戦うわけではありますが。
そこで当院では通常３か月間隔ほどの定期健診をお勧めしていますが、それをより有効なものにするため、健診の記録やアドバイス事項をファイリングする、当院手作りの「よい子の歯の記録」なるものを用意しました。１０月から新しい患者さん、いままで定期診査に来て頂いている患者さんにお渡しして、健診ごとに持参して頂くようお願いしています。当院のホームページもそうですが、手作り系が多いわけです。
少し前から患者さん側にわかりやすい記録ファイルのようなものを作りたいという話が出ていましたので、院内ミーティングでコンテンツの仕事分担を決めて完成に至りました。一部を除いてほとんどスタッフがやってくれ、さらに成人の患者さん用に「歯周病について」という数ページのパンフも作成してくれました。感謝、感謝です。嬉しい気持ちで自画自賛というところです。