福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

出っ歯系の矯正治療の典型例

2019-06-14 | 歯並び、矯正の話

中学生の患者さんで、写真で前から見ると分かりにくいですが、横から見ると上の前歯がかなり出っ張っています。
もちろん見た目だけではなく、明らかに口が閉じにくい(閉じられない)とか、前歯で物が普通に噛み切れないという機能的問題もあります。











奥歯の噛み合わせも、歯のサイズの半分ほど上が前方にズレていますので、上の両側第1小臼歯(前から4番目)を抜歯して、全体の歯にブラケットを付けて治す治療計画になります。
もちろん噛み合わせは深く、下の前歯が上の前歯を突き上げたような噛み合わせです。








向かって右上の側切歯が小さめ(矮小歯)なので、将来的にはコンポジットレジンを追加して、形態修正予定です。
噛み合わせはかなり浅くなった状態ですが、治療後の若干の後戻りを考えると、これくらいが安心とも言えます。
治療期間は、当初の予定通り2年弱でした。



ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam

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