福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

上の歯並びのみの矯正治療

2019-06-02 | 歯並び、矯正の話

生え変わりが早く、まだ小学校の患者さんですがほぼ永久歯になっています。
上の前歯の歯並びが気になるとのことで、矯正治療ご希望です。








向かって左側の犬歯、側切歯あたりの歯並びが気になりますね。
上の前歯はデコボコ側にずれてしまっていますので、上下の前歯が一致していません。顎のズレと言うより歯のズレです。
下の前歯の歯並びがほぼOKでしたので、例外的ですが上のみの装置で治療することにしました。
片顎だけの治療と言うのは、歯並びは良くなっても下の歯並びとの噛み合わせをきちんと持っていくことが重要ですので、結果難しくなります。









期間的には10か月ほどで終了。片側矯正と言うこともあって、歯並びは良くなりましなが、真ん中のズレは若干残っています。
今後、奥に第2大臼歯も出て来ますので、しばらくはマウスピース型保定装置を使用して後戻りを防ぎます。
ただし、前歯はきちんと噛みあっていますが、上の奥歯部分は若干拡大して下の奥歯との噛み合わせがルーズです。
この部分は、良い意味での後戻りできちんと噛みあってもらいたいと考えています。いずれ、奥歯部分をフリーにした保定装置に変更予定です。






ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam

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