福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

前歯の噛み合わせ その2

2010-09-03 | 歯並び、矯正の話
前々回に続いて、前歯の噛み合わせのお話です。
最初の写真は、最近まで指しゃぶりが続いていた患者さんです。癖はストップしましたが、指しゃぶりの影響で前歯が出っ張って、かつ上下的にも噛み合っていない状態です。癖が止むことで噛み合わせの自然改善はみられますが、限界がある場合は、装置を使った矯正治療が望ましいでしょう。




次の写真は上下前歯が逆に噛み合っている交叉咬合の患者さんです。単に逆に噛み合っているだけでなく、上の前歯が下の前歯間にはまりこんでいるような状況で問題です。いずれの場合も前歯でよく噛みにくい状況ですので、小学校低学年~中学年頃の早期治療をお勧めします。




どちらの患者さんも歯のサイズは平均的で、将来デコボコな歯並びになる可能性は低いので、この時期の半年前後の短期間の治療がより有効と考えます。




ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam/
                           http://www.futatsuki-dental.com/


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