特に患者さん初診の時は、色々お悩みもあって来院されることも多いので、いわゆる問診（Medical Interview）をしっかり行うことが基本です。
かつてはDOS（Doctor’s Oriented System または Disease Oriented System) がスタンダードだったようで、まずは疾患を見つけ医師が淡々と治療や処方をするというシステムでした。
私も昔々受診した医院で、診察後特に説明もなく、処方された薬を使うようにと指示されたことがありました。病名は何だったのかな？
昔ながらの医療でしたら患者さん側も何気なく流れて行ったんでしょう。
私が歯科医師になったころは、DOSからPOS（Patient Oriented System または Problem Oriented System）の変わり目でした。
患者さん主体で、お悩みや問題を聞き出してから診療というモードになりつつあった訳です。
その後学生教育でもMedical Interview は必須になりましたが、皮肉なことに、教官側がそのような教育を受けていないという現実もありました。
私のメンターのT先生、O先生も、初診時の患者さんとの良いコミュニケーションを重視されていて、大いに影響を受けました。
特にT先生は、こちらから多くを語らずとも患者さんがどんどん話してくれるという、ある種のマジシャンでした。
またO先生は障害者歯科専門ということもあって、患者さんを取り巻く環境なども色々問診されたのでしょう、問診には30分ほど必要と言われたことが記憶にあります。
当院開業時のデザインも、診療スペースの前に、まずは問診やカウンセリングコーナーを設けました。
歯科で言えば、歯を診る前に人間を見ましょうというのが現代の常識ですね。
さらなる進化系として、Narrative Based Medicine があります。
特に初診では、患者さんからここに至るまでのヒストリーや物語を語ってもらい、良好な関係をつくることを優先し、それから診察です。
問診に充分な時間を費やすことは、その後の関係や診断に有効なことは間違いなく、私にとっては自然で当たり前のことです。
周囲にそのように導いてくれた人がいたのも幸いではありました。
ふたつき子ども歯科 http://fc-dental.jp.net
金曜夕食は外食で、今日は小料理屋「夕日」。
ここはお客さんどうしが自然に繋がる空気感で、そんな出会いも楽しみの一つです。
今日の飲み物は、IPAのクラフトビール（静岡県）、IWハーパーのバーボンハイボール、そしてバランタインのオンザロック。
食はおつまみ3種、アジフライ、そして鉄板メニューのオムライス。
常連らしきお客さんと、テレ東ドラマの話で盛り上がりました。
多分、私とほぼ同じのフェイズで、多くを語らずとも通じてしまい、こんな人もいるんだな〜。
次にお会いするときは、続編を期待してしまいそうです。
何かとチャージできた週末金曜日。
ふたつき子ども歯科 http://fc-dental.jp.net
休診日は、平日に余裕がなくてできないことを済ませる日でもあります。
ささやかな非日常？？
TO DO LIST はスマホのリマインダーに項目で保存して、今日は結構溜まってました。
この歳になると、移動に交通機関を使わず、あえて歩いたり自転車エクササイズを意識するわけです。
とは言え、我が家は様々なアクセスが良いので、大したことはありません。
多分我が家から一番近い書店がジュンク堂で、気になる雑誌をチェック。
鉄オタ道子でも登場の「旅と鉄道」、誌面リニューアルらしい。
そして、最新号がコーヒー特集のBRUTUS。毎号特集内容が濃いので、バックナンバーが色褪せないですね。
実際、ジュンク堂には別冊を含むバックナンバーがいっぱい置いてありました。
いずれも、当院の待合室雑誌の候補でもあります。
今日の休日ランチは駅弁ではなく、ラーメン。
旧大名小の東隣にある、元祖赤のれん。近くなのに意外と行ったことはなくて、今日のTO DO の一つ。
常連さんは「ラー定」とオーダーする、ラーメン定食。ラーメン、半チャーハン、餃子で780円は今時エコノミー。
ドブ色のスープの風味は「だるまラーメン」に似ていて、クラシックな博多ラーメンで、合格。
どんどんオーダーをとってどんどん出来上がってくるノリは、博多駅の「ラーメン名代」に近いような。
さらに帰路でスーパーに寄って、日用品の調達を済ませんました。
それでもまだちょっとTO DOが残っていて、中休みの気合入れに、ほぼフローズンテキーラを。
BGMはAdele。彼女はしばらく活動休止するとか。
ふたつき子ども歯科 http://fc-dental.jp.net
テレ東ドラマ、鉄オタ道子はなかなか良いですね。
訪れるロケーションもさることながら、ご当地駅弁を食べるシーンを見ると、行けなくても駅弁だけでも食べたくなります。
全12話のうち我が故郷鹿児島県は２回登場で、薩摩高城駅は小学生の頃住んでいた阿久根の近く。
その頃、国道３号線を車で通ることがほとんどで、何も無い田舎だけど、道なりに見える東シナ海が綺麗という記憶はあります。
因みに顧問税理士Sさんは、阿久根ネイティブで、その頃からの友人です。
実家の鹿児島中央駅からのローカル線と薩摩川内で繋がるのが、肥薩おれんじ鉄道で、そのまま乗り継げば薩摩高城や阿久根に行けます。
現在は新幹線で通過するだけなので、久しぶりに昔住んだところにローカル線で小旅行をしたくなります。
多分博多駅に行けば、色々駅弁も買えるでしょうが、やはり現地の景色と空気の中で食べなきゃね。
ふたつき子ども歯科 http://fc-dental.jp.net
歯科でのシーラントは、奥歯などの溝部分からの虫歯予防に有効な処置です。
保護者世代では、シーラントの普及率がいまいちで、例えば６歳臼歯の治療率が非常に高い現実がありました。
歯が出てから数年間は、歯質が未成熟ということもあり、いわゆる虫歯リスクが高い時期になります。
シーラントの虫歯予防率は70％以上と高いのですが、歯の出始めから数年間をシーラントで予防することに意味があります。
虫歯予防には、フッ化物の適切な利用が一番有効です。
しかしながら、溝部分の予防効果が不充分なため、アメリカ歯科医師会＆小児歯科学会のガイドラインでもシーラントが推奨されています。
歴史的にも古く一番普及しているのは、レジンシーラントです。
レジンシーラントは白色がほとんどですが、当院では白色（写真一番下）と透明（写真真ん中）の２種類があります。
レジンシーラントは、接着処理で歯を脱灰することと、低年齢では手順がかかり負担があります。
そこで、当院デフォルトは、一番上のグラスアイオノマーです。
歯面処理が不要で、材料から微量のフッ素が出続けるため、歯の成熟や強化に役立ちます。
乳歯奥歯も３歳過ぎくらいでシーラントが望ましいのですが、低年齢でも迅速にできるのでメリットは大きいと考えます。
レジンシーラントと比較して材料の摩耗があるので、定期健診で材料追加もありますが、出て３年間くらい材料が残っていればOKです。
それでもその後、溝の形態的に虫歯リスクが高いと判断される一部の患者さんでは、初めてレジンシーラントに切り替えます。
対象年齢が上がっているので、処置に対する患者さん負担は少なくなります。
シーラントは上の前歯の裏側（特に側切歯）がくぼんでいる場合、適応が望ましいことがあります。
最初はグラスアイオノマーを使いますが、それでもリスクが高い状況が続く場合、前歯では審美性を考えて透明なレジンシーラントを使用しています。
一般の小児歯科と比べて、ちょっとこだわり過ぎかもしれませんが、歯の成熟や患者さん負担軽減を考えるとこうなります。
ふたつき子ども歯科 http://fc-dental.jp.net
小児歯科＆矯正歯科のオンシーズンが終わって、ある種落ち着いた日常が戻りました。
昨日は地域活動関連の会議があって、大名夏祭りの反省会、そして10月開催予定の大名スポーツ大会の準備会発足です。
夏祭りは2500名ほどの人出だったそうですが、それでも通りがかりの人の入場は制限しての数ですから、住民の数からすると成功裏に終わったのでは。
今日の午前は、朝イチの患者さんが終わって、午後診療までの合間時間に、雑務も含めて外出しました。
ついでに自転車エクササイズで、いつもの場所へ。
まだまだ暑いので、涼みがてら福岡市美術館に寄りました。
キースヘリング展も、期間がもうすぐ終わりです。
常設展示場にフラッと立ち寄りました。今は松方コレクション、田中丸コレクションをやってます。
これは数百年前の唐津焼。
撮影は、とりあえずFujifilm X10です。いわゆるフジカラーでしょうか。
ふたつき子ども歯科 http://fc-dental.jp.net
カメラは一時期新製品を買い続けた時期があって、10年ほど前でしょうか？
最近では久しぶりにリコーGR3Xを購入して、使い勝手や画像のクオリティーも高く、お気に入りです。
買わないまでもカメラ関連の情報はネットで時々チェックしていて、FUJIFILMのXシリーズが気になっていました。
かつてのカメラは、購入したもののイマイチ使い倒していない機種もありました。
１台、フジフィルムの機種を所有していたのを思い出して、昨日クローゼットの奥から発掘しました。
X10という2011年発売のコンデジモデル。
この時期、パナソニックやソニーのミラーレス一眼が結構発売され、そちらの方に興味が行ったんでしょうね。
使わずじまいで10年以上も眠ってました。
外観が、レンジファインダー的で美しく、光学ファインダー内臓です。
そして、Fujinon の明るいレンズでズームや接写も可能です。
バッテリーも古いので充電可？と思いましたが、ＯＫでした。
取説をＷＥＢでダウンロードして再起動復活です。
今新発売されたら、多分購入したい機種になりそうなので、お得な気分。
今からしっかり使っていきたいと思います。
因みにFujifilm と言えば、六本木の東京ミッドタウンに Fujifilm Square があって、時々寄ってます。
写真展は基本無料で、ユージン・スミスを知ったのもここでした。
またFujifilm 製品の歴史が分かるギャラリーもあって、おススメです。
ふたつき子ども歯科 http://fc-dental.jp.net
テレビ東京は、他局と違った独自路線を行ってますね。
テレビ番組はNHKプラスかTverで観ることがほとんどで、ドラマではNHK夜ドラとかテレ東ドラマがしっくり来ます。
孤独のグルメ、ワカコ酒、晩酌の流儀などの飲食系、そして最近のお気に入りは錦糸町パラダイスと鉄オタ道子２万キロ。
セミドキュメンタリーで、ロケ地に行って自分も似たような体験ができそう、と言うのが共通項と思います。
錦糸町は墨田区で、我が家の息子たちも近くに住んでいて、いわゆる江戸というイメージ。
特に次男は、墨田区は福岡と比べて田舎で、何にも無〜いとか言ってます。
私も時々訪れていますが、ドラマの景色がvery墨田区ですね。自分的には好みです。
そして鉄オタ道子は、フラッと鉄道ひとり旅をしたくなる、ディープでオタクなロケーションが次々に登場。
近々、2年ぶりに秩父編が２回ほどオンエア予定らしい。
日々忙しい中で、休暇をとって行くからこそ脱日常なんでしょうね。
私ごとでは先日の北軽井沢がそうで、道子さんもそのようです。
日常に戻ってまた頑張れるチャージは時々必要ですが、毎日が脱日常ではそれが日常でつまらなくなりそうです。
ONアンドOFFかな〜？
ふたつき子ども歯科 http://fc-dental.jp.net
職場ではコーヒー、自宅では自作ハイボールやオンザロックで、保温ボトルやグラスを使ってます。
古くなったり、グラスだと割れたりして、今日はこれらを探しに。
ウォーキングエクササイズを兼ねて、午前はあちらこちら歩き回りました。
暑い時期のピークは終わったかと思いますが、まだまだ暑いですね。例年でも9月末くらいまでは暑いですからね。
ダイソーのグラスと、DEAN＆DELUCAの小ぶりの保温ボトルです。
午後からは休日出勤と自転車エクササイズの予定。
ふたつき子ども歯科 http://fc-dental.jp.net
福岡では、ここ数日の台風がらみの影響は終わって、週末は日常が戻ってホッとです。
頂き物でビールと思っていたら、白州のハイボール缶も混ざっていて、ちょっと嬉しい。
最近、ハイボールを飲む人が増えているようで、缶入りハイボールの製品も増えていますね。
プレミアムの名に恥じないハイボールですが、白州は勿体無いと言うのが正直なところ。
ストレートやオンザロックで、本来の風味を味わいたいですね。
ふたつき子ども歯科 http://fc-dental.jp.net
