熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

おわった!

2014年11月01日 | 健康
ほぼ一ヶ月毎日のクリニック付き添い修了!
母はよくがんばったものです。
どっと疲れが出てバタンキューで寝込んでおりますが。。。

先端技術の放射線のお陰で痛みはかなり軽減されました。
今にも爆発しそうだったオデキも少し萎んでいます。

このところ眼科、歯科、地元病院、もっと大きな病院と
付き添い以外でも医療機関に行くことが重なりました。

その中でもこのクリニックは本当にビックリすることばかり。
スタッフの方はどんな役職でも同じようなアロハ着用だし、看護師さんもそれに合わせた柄のエプロン。
複数の医師がおられますが、後ですごい権威のお医者さんとわかったり。
フレンドリーな優しいオジサンにしか見えませんでした。

着替えは素敵な個室が用意されて、急かされることがないのも嬉しいと母。
個室で待っている間、私はストレッチをしていました。

中庭の花壇を囲むようにホールがあり、あちこちにお花があしらわれ慰められます。
冬は本物の暖炉に薪がくべられます。

お茶とお菓子も毎回いただきました。
(付き添い人まで。)

待ち時間もなくゆったりした気持ちで通院できるのは、
体が弱っている者にとっては本当にありがたいことでした。

最後の日、技師さん看護師さん達に見送られ、
なんと一輪の真紅のバラを添えて(それも地元名店の)皆さんの寄せ書きの色紙まで頂き大感激。
すごく嬉しかったのですが、正直そこまでして頂くと恐縮しまくりです。

今度何か気の利いたものを持っていかなくてはとちょっとプレッシャー。

こんなに至れり尽くせりのところは費用が心配でしたが、保険がきくので高齢者だし、ごく普通でした。
病院の緩和ケアも含めて、一人ひとりに心をこめて向き合ってもらえる先生、スタッフさん達に出会えて母はラッキーです。

ラッキーと書きましたが、不幸中のラッキーですね。
家族でそんな大変な闘病経験の人がいなかったので、どうして自分は?と思うようです。

きっと一番心が丈夫だから宿命なのでしょう。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れ様でした。 (riko)
2014-11-01 23:46:50
フルさんもお母様もお疲れ様でした。

とにかく痛みが少しでも緩和されたこと、本当に良かったですね。その上、とても快適な環境の中で治療を受けられて。。
私も人生いろいろな病院、お医者様にお世話になっていますが、最近思うのです。人には役割みたいなものがあって、私はやはり一生人のお世話になる役割なんじゃないかなぁっと。
お世話をするのが苦手なので、病気になってお世話してもらう役割なのかなと思っています。自分が背負うのは自分で乗り越えられるけれど、ほかの家族がそういう立場になるとどうして良いものか。。
フルさんはその立場で心身疲れると思いますが、どこかでガス抜きしてくださいね。
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rikoさん (フルさん)
2014-11-02 23:36:46
優しくて、そして深いコメントどうもありがとうございます!!!
rikoさんもご主人のことが心配でしょうねぇ。
そしてご自分のことも。
お世話係が苦手なのですか。。。

まあ、なるようにしかならないと思えるようになってきました。
でもクリニックでご本人より不安そうと看護師さんに言われてしまいました。

どんな立場でも、その場その場で驚きや発見をしながら楽しむ、というと語弊があるけど、しっかり味わっていきたいものですね。
母のお陰で人間力抜群の方々に出会えたしね。

ガス抜きはチェロでしっかり出来てるみたいです



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そうですね (riko)
2014-11-03 14:22:56
>どんな立場でも、その場その場で驚きや発見をしながら楽しむ、というと語弊があるけど、しっかり味わっていきたいものですね

ええ、ほんとに。人とは違った道、寄り道のように思えますが、そこでの出会いや発見は本当に宝物だと思います。

転んでもただでは起きない。。精神で行きたいですね。
フルさんもお大事に。
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毎日というのは (mototot)
2014-11-03 20:04:41
母上も、付き添ったフルさんも、大変でしたね。
ひとまずお疲れ様でした。
そんないいところ、自分の時は行こうかしら~

母も天然自然児で、一喜一憂してたのはこちらでした。
過ぎてみれば、ものすごくいろんなことを経験させてくれたと感謝してます。(マジ)
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rikoさん (フルさん)
2014-11-03 22:44:26
rikoさんはいっぱい宝物を得てこられたと感じています。
七転び八起きでいれば大丈夫!!!

チェロでも何でもそうですね

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motototさん (フルさん)
2014-11-03 22:51:32
どうもどうも!
前に緩和ケアのこと書いて下さった時、在宅にこだわってたし、地元の病院は眼中になかったの。
いつからか緩和ケア科が出来ていて、そこがとてもよくして下さるうえ、スーパー開業医(クリニック)との連携で今回の治療が受けられました。
ガンになっても安心な地域だとわかりましたが、今の先生達が定年になったらどうしょうと頭をかすめました。
で、自分にあった医療や福祉のために身軽に引越しできるようにするのもいいかもと思いましたよ。

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