熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

クレー

2009年05月26日 | アート
美術館づいてます。
グレの次はクレー。
『20世紀のはじまり ピカソとクレーの生きた時代展』
疎遠だった友人から、突然のお誘い。

NHKの日曜美術館でもこの展覧会に関するクレー特集があって見ました。

好きになれない美術館だけどGO!
震災復興記念事業で、芸文センターとこの美術館は明と暗だと思ってる。
何度行っても、陰々滅々、重苦しい震災後の不安感を思い出させてくれる。

点数も思ったより少なくで、あっという間に終わってしまった。

やっぱりピカソは気迫が違う。出来が違うというのが歴然。



クレーはずっと純真無垢なクレーです。
私にとっては癒し系。
メルヘンの画家、イラストレーターというところ。



クレーはヴァイオリニストだったというのを初めて知りました。
言われてみれば、題名に音楽的なものがあります。
<リズミカルな森のラクダ>↑とか。

出口の売店で、クレーの複製水彩画に売約済みの赤丸多し。
ブラックのリトグラフもモダンでした。
デジタル版画とかで、今は2~4万でステキなのがいろいろあるのですね。
人気商品みたいです。

「クレーの旅」というかわいらしい本を買いました。
彼の画風を変えたチュニジア旅行のことが書かれています。
チュニジアの旅というタイトルのポスターを額に入れて部屋に飾っていたことを思い出しました。
20年くらい前かな。

ポスターや絵は捨ててないはず。
昨日押入れの中から発見。
パリの店名、住所が書いた筒に入っていたが、いつ行った時に買ったか思い出せない。

ピンク系のメルヘンチックな絵は似合わなくなったと壁からはずしたのは覚えてる。
久々に見たら、印刷が悪い、色が悪い。
それに、相変わらず部屋に似合いそうにない。

買った本で、その絵はポンピドーセンターにあるのがわかった。

もう捨てようかな。

新型インフルエンザで23日まで休館。
土日でも人は少ないだろうと思っていたら、結構人気でした。




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2 コメント

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こちらでも (mototyo)
2009-05-27 22:23:27
ピカソ展行きまして、あらためてピカソの色におどろきました。土色とか青がね、スッキィ♪
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絵のオーラ (フルフルハウス)
2009-05-27 23:43:00
そっか、どんな展覧会も東京で見られるんですね。
ピカソは、他の画家の作品に混じると一層オーラを放ちますね。
ワタシ、ピカソ好きなんです。
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