熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

お花の絵を見に

2014年03月28日 | アート

昨日、サクラが開花しました。
開花当日の桜並木の下は、桜餅の香り。
初めて気がつきました。

今週始め、母の体調が珍しく良かったので、行きたがっていた「御所の花」展へ連れて行きました。
アクセスが良くなったので会場のデパートまで楽に行けます。

御所のお庭は、ヨーロッパの王族の作りこんだお庭とは正反対。
自然のままの姿で、様々な可憐な野草がひっそりと根をおろしています。

安野光雅氏はなんと母より4才も年上の88才で、ガンとも共存されているそうです。
130点もの水彩画を1年で描き上げるお元気さからは、年齢も病気も想像できません。

いつかテレビのインタビューで、描いている時は楽しくて夢中、とおっしゃっていた。

思えば私が若い頃、彼の絵本がブームで、よくプレゼントしたものです。
売店で久々に見ましたが、時代を越えて、素晴らしい絵本でした。

あれから、いえもっと前から「楽しくて夢中」が延々と続いて、
面白くて楽しくて美しい膨大な作品群が生み出されてきたのですね。
御所のお庭とともに、彼の業績にも目を見張る思いです。

疲れるので駆け足でしたが、母も満足気でした。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿