熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

巨大ホール満席コンサート

2013年05月16日 | コンサート
HPにチケット完売とか書いていなくて、トップに大きく宣伝しているかのように見えたので当日券あるみたいよ、と友人に声をかけてお騒がせしてしまいました。
友人が出かける前、やっとつながった電話で当日券どころか、とっくに完売とわかって無駄足にならずホッ。
2700席もあるのにスゴイことですねぇ。

リニューアルオープンしてから、手が出ない高額なオペラやコンサートが多かった中、価格も内容もやっと一般ピーポー向けの公演。

4年ぶりに甦った関西1の大型ホール。
別にたいした思い入れもなかったのに、旧ホールに似せた赤い階段を見ると、胸に迫るものがありました。
ホールとか美術館とか感動体験の場は、変らずそこにあって欲しいものです。
欧米と違って日本は建てては壊すから、本人の潜在意識にあった大切な記憶まで奪ってしまいます。

赤い絨毯がフカフカすぎて歩きにくかったですが、何より音も素晴らしいし、良いホール!

ワタシにとっては杮落としに参上したようなメデタイ気分。
大観衆の中に混じって鑑賞できて、大変興奮いたしました。

印象的だったのが、宮田大さんのアンコール、伴奏なしの白鳥。
かつてこんな美しく雄大でシンプルな白鳥は聴いたことがないような。。。

席は、思ったよりステージに近くて、交響曲では時として大音響の渦の中。
それもチェロパートの後方の前。
チェリストの右手は皆目見えません。
左親指の脱力や位置を比較しておりました。
ヒトそれぞれの場合もありますねぇ。

古川さんはおられなかったけど、いつもステキなblogを書いておられる長谷部さんが目の前に。
blogの写真とイメージが全然違ったけど、とても親近感です。
文章も写真も惹かれます。
大阪ルポもさすがでした。

エリアフ・インバル指揮
東京都交響楽団 

チェロ/宮田大
曲目/
ウェーバー:歌劇「オベロン」序曲
チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲
チャイコフスキー:交響曲第5番

大阪フェスティバルホール

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