熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

聴ける人

2009年12月10日 | 音楽
~ある音楽を聴いていてどうもよくわからない(聴いていて意識が途切れる)
というケースの大半は、
「音を音楽として知覚するための枠組み」を持っていないことに起因する。
~と「音楽の聴き方」で岡田暁生氏はおっしゃる。

快眠的「静かで穏やかな音楽」と「知覚される枠組み」の関係はどないなってんねん。

ピアノトリオもカルテットも、ハイドンがワタシには一番眠かった。
ハイドンを聴ける人になるには、どうすりゃいいの。

~「聴き上手」とは聴く文脈をいろいろ持っている人のことだ。
音楽を吟味する文脈という「試薬」の手持ちを、
出来るだけ多く持つことにこしたことはない。~
のだそうだ。

文脈「試薬」がチェロばっかりというのも、音楽の本質から考えたら、もったいない話やわ。


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2 コメント

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Unknown (yoshi)
2009-12-12 08:55:19
わかる音楽を延々と聞いていると安心して眠くなる、
わからない音楽を聞いていると意識が離れて眠くなるってことじゃないでしょうか?
僕はお金を払ったコンサートならばつとめて意識的に聞こうとするのですが(「この主題はいつ再現されるのだろう?」とか「どういうテクニックで弾いているのだろう?」とか)それでも20世紀作品なんかだと難しくて、途中で諦めて意識が飛んでしまうことがよくありますね。
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な~るほど (フルフルハウス)
2009-12-12 22:36:48
違いのわかる聴ける人になったら、眠くなっても演奏家のせいに出来ますね

もっと意識的に聴くようにがんばります。
しょーもないことに目が行ってたりしてねぇ
でもちょいと知識が増えて、ここフーガになってる!とか気がついたらうれしいもんですね。
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