まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

年を取ったらストレッチ

2015-02-02 23:13:41 | 日常
平成27年2月2日
久しぶりに登った岩谷観音の登山道は猪により掘り返され段木も跳ね飛ばされていましたので直ぐに修復しました。
その帰路近くにあるスーパー銭湯の「安芸の湯」に立ち寄り汗を流しました。どこも悪い個所はなかったのですが時間もあり体の手入れのつもりではじめてマッサージを受けました。ベットの上にゆったりと仰向けに寝転びます。マッサージ師の方が「筋が固いですね。今は働いて体を動かしているのでよいが年を取り、そうしなくなったら動けなくなる。体型も歪んでいる。社交ダンスをする人のように背筋をまっすぐにピーンとのばしなさい。」と言われました。穏やかならぬ言葉でした。「仰向けに寝た時、膝の下に掌が入るのは筋が固くなり膝が曲がっている証です。」膝が曲がっているのはO脚気味な体形のためだと思っていましたが、マッサージが終えるころには膝もまっすぐにのび膝の下の空間もなくなりました。すっきりしました。ストレッチの効用を実感しました。筋トレは負荷がかかりすぎる場合がありますがストレッチは毎日続けても大丈夫。朝はラジオ体操、寝る前にはストレッチこれを習慣として続けたいと思います。そうして柔軟性が保たれ、バランスがよくなれば少しはクライミングの上達になるかも・・年を取ることによりいろいろな体の変化があらわれます。よく眼、歯、セックスが衰えるといわれますが、ほかにも筋力低下、筋肉が固くなり体の柔軟性もなくなり体の切れがなくなる。最近はクライミングもさっぱりです。何歳までが上達する限界なのか見極めたいと思います。
私が信奉する「登山教室Timtam」の中に年齢別ランキングというのがあります。年齢により上達すべき限度を設けるべきという主張です。「やれば出来る」「為せば成る」は誤りである。無理すれば体を壊すという主張です。私もまったく同感です。若い時はクライミングジムの高い所から飛び降りても何ともなかったが、年を取るとあくる日は膝が痛い。ハイレベルを目指せばより多く練習をしなければなりません。そうなれば体が悲鳴を上げ筋肉を痛め、身体を壊すから登攀レベルの限界を見極めることが必要なのです。因みに男性、70歳以上の到達目標はエキスパート級では5,9、スーパー級では5,10aとなっています。もうちょっと頑張れば私も到達できる範囲です。余談になりますが「登山教室Timtam」はインターネットで検索できます。登山に関する膨大な資料が入手できます。アルパインとフリーの考え方の違いや、その危険性等がくわしく記載されております。クライミングされる方は「クライミングのノート」の項を見れば実践的なことがくわしく記載されており必ずあなたのお役に立ちます。ぜひ閲覧し参考にしてください。
人は誰しも楽を求めます。それに逆行するトレーニングは苦痛なものです。でも訓練を続ければ上達は困難かもしてませんが現状維持はできるのではないでしょうか。睡眠時間、食生活等の生活習慣もそれに合ったように変えなければなりません。人生は修行です。
高倉健さんの言葉ではありませんが「往く道(登山道を極める道)は精進にして、忍びて終わり悔いなし」この心だと感じました。
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