午前の部終盤
太鼓・笛の音に負けずにマイクから聞こえる声
杖をついた方が演目の説明をする
東禅寺しし踊りの「女じし狂い」
説明者はこの保存会の重鎮
(この方の床の間には、しし踊りの道具一式が飾られている)
純粋な遠野言葉での説明が、観客を和ませる
そして、
前半最後のクライマックス
ステージを中心に全ての参加団体が集まる
しし踊り大演舞
遠野のしし踊り団体が一緒に舞う姿を初めて観る
笛の音程も踊りのリズムも若干違うのだが、なぜか、一致しているように感じる
かつては、踊りもこなした腕に覚えのある大夫達がその中心に集まる
何なんだろう・・・・これはっ!
遠野盆地全体に響き渡るような音が鳴り響き、そして、止む
顔見知りと交わす笑顔が、参加した方々の素直な気持ちなのだろう
終わった後、感動で顔がゆがむ青年
(一生涯この日のことは忘れないだろう)
すばらしかった!
大演舞が、演目の最初につく「ぶっきり」だったかどうか、記憶にないほど、興奮した瞬間
午後の部はこれから・・・・