「遠野」なんだり・かんだり

遠野の歴史・民俗を中心に「書きたい時に書きたいままを気ままに」のはずが、「あればり・こればり」

久慈・田野畑

2019-10-06 17:12:32 | その他

やってしまいました・・・

昨日は朝5時半集合なのに、目覚ましが聞こえず、電話で起こされ、出発間際に滑りこみ。

マイカーにて釜石道を走りながら、財布を探すと・・・見当たらず・・・鵜住居からUターン。

家では無く、事務所に置き忘れ・・・トータル4時間かけて行った先は、全く土地勘のない

 

こちら。

 

毎年恒例の某職能団体親睦野球大会でした。

 

昨年は途中から雨となりジャンケンで最後には優勝までした遠野支部

今年は一回戦の釜石支部に勝利し、二回戦は昨年と同じ一関支部

前半は相手に一方的に押されながらも、後半には逆転、しかし、最後には力尽き・・・

なかなか良い試合でした。選手の皆さんお疲れ様でした!

 

その夜は久慈市内のホテルにて大懇親会

 

これが試合終了後、何回目かの乾杯です。笑

遠野からの参加者の中では、とうとう私が最高齢者になりました。

 

アトラクション

久慈のお祭りと云えば、岩手の中でも大きな山車祭りとして有名ですが、そのお囃子。

 

懇親会の開会前に続き、再度登場の太鼓集団

不覚にも、名前を聞き漏らしました。汗

 

同じ大会で過去に2度、久慈に来ているはずですが、宿泊場所も二次会も全く記憶がありません。

その中で唯一覚えていたのが、前回来た際の閉めのラーメン屋さん

2階だったという記憶があり、今回行ったこの店だったような気がします。笑

次回久慈開催となるのは十数年後・・・きっと応援団名簿にも名前はないものと。

 

明けて本日、7時半過ぎには朝食を済ませ、周辺の散歩です。

あまちゃんで有名になった三鉄久慈駅

 

三鉄の駅の隣りがJR八戸線の久慈駅

 

開店前のあまちゃんハウスを眺め、後ろを振り向くと、「まめぶ食うが?」

ホテルの朝食で、はじめて「まめぶ」を食べました!

テレビで見ていると不思議な食べ物という印象で話す人が多いようでしたが、

私には、いたって普通の汁物、美味しく頂きました。

 

まだ寝ているメンバーもいる中、時は金なり

チェックアウトを済ませ、行った先は、道の駅「くじ やませ 土風館」

お土産でもと立ち寄りましたが、お祭り好きが引き寄せられたのは、久慈祭りの山車

想像以上の大きさにびっくりでした!

 

その後、一路遠野を目指しつつ、寄り道したのは田野畑村

産業まつり開催中ということで、鮭のつみれ汁 一杯100円

 

ここに寄り道したお目当ては、これ

県指定無形民俗文化財の菅窪(すげのくぼ)鹿踊です。

一団体でしし踊りと剣舞両方を演じる団体です。

 

八匹のししの他に女性が一人タオルを手にして踊っており、唄を聞くと

やはり他の幕踊り・太鼓系両方のしし踊りに似た歌詞

 

某さんから何年に伝えられたときちんとした書物で残っていない例が多い幕踊り系しし踊りですが、

広範囲に、これだけ類似した芸能が伝えられるには、それ相応の回数を見聞きした上でないと

伝えられるものでは無く、またまた芸能って不思議なものだと思いながらの帰宅です。

 



最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (とらねこ)
2019-10-06 19:24:23
岩手県人ですが、地域的なところでは久慈広域圏とか県北は遠野では馴染みが薄いですよね。
でもこうして雰囲気だけでも、しかも流石、郷土芸能まで・・・恐れ入りました。
容姿こそ違え、それでも基本形は同様という感覚なので、基は同じ・・・年月により変化はそのとおりでこの分野、難しくも面白いですね。
返信する
しし (笛吹)
2019-10-07 08:43:52
とらねこさんへ
首都圏から来た人には遠野も「遠いの~!」と云われますが、
道路が良くなったとはいえ、仙台に行くより久慈までのほうが時間がかかりました。

この大会に行く前に翌日の周辺イベントをチェック、郷土芸能が出るというので迷わず実行。
ユーチューブで見るのと生では、印象が異なり、行った甲斐がありました。
しし踊り、この基本形を伝えたのはどんな集団だったのか、益々興味津々といったところです。笑
返信する
イベント (掛け持ち人)
2019-10-07 12:59:14
昨日、予定通り内川目に岳、大償の共演会を見に行って来ました。両神楽は土曜も盛岡で公演して今度は地元での公演でしたので昨日の公演は若手の舞手が多い感じでした。石鳩岡神楽交流会に見に来る東和町の方や遠野からは平倉、外山、湧水の神楽関係者も見に来られていました。
返信する
早池峰神楽 (笛吹)
2019-10-07 15:35:12
掛け持ち人さんへ
TVに出てました、共演会。
早池峰両神楽は、プロのような出演数にびっくりです。
例祭シーズンそして稲刈りが終わると、各種共演会が目白押しとなるようですが、
これからの時期は神楽の皆さんにとっては、一年の締めくくりと共に他の神楽も見られるちょうど良い時期なんでしょうね。
返信する
Unknown (ふじのこ)
2019-10-08 13:34:41
久慈まつりの山車、迫力がありますね。
見てみたいです。
夏に田野畑村まで行きましたが久慈はまだその先ですよね。
岩手は本当に広いです^^;
でも岩手に行った時、翌日が大丈夫なら帰りの時間を気にせずに出掛けられるので行きたい所の候補に入れておきたいと思います^^
返信する
岩手 (笛吹)
2019-10-08 17:06:42
ふじのこさんへ
ほんとに岩手は広いです。
岩手県人でありながら、県北にはまだ行ったことのない町村があります。
仙台に行くより遠いという運転時間感覚が、そうさせるのかも。笑

その日の内に帰るという予定でなければ、ぜひ、私より先に未踏の地へ!笑
返信する
鹿踊を誰が伝えたか?? (阿部)
2019-10-09 07:43:45
確かに・・・・推察するに下級武士(奴)達が、殿の移動と共に持って来た可能性があるのでは? 詞章は関東の三匹獅子舞に酷似していますし演目的にも構成が似ています。関東から直接では無いにしろ様々な経路が考えられますね。秋田は佐竹藩が茨城から来るときに持って来ましたね。菅窪も殿様に付いてきたという伝承がありますね。由来は後年付け加えられたとしても案外伝承は当を得ていることもあると思いますね。太鼓系の伝承も下級武士伝承ですし、藩境の守りの奴達が生業を兼ねてやったのでしょう。板沢の師匠曰く、棒術に似た所作があると言います。日常的に武術の訓練も兼ねていたのでしょうか?興味は尽きません。
返信する
しし踊り (笛吹)
2019-10-09 08:27:18
阿部様へ
何年経っても尽きることのないのがしし踊りを初めとした郷土芸能の歴史です。
見物の仕方として、踊り・舞いの所作、衣装、唄、囃子と様々な視点がありますが、私の場合、どうしても、そのルーツが気になります。笑
それより、なにより、継承している人たちが好きというのが一番かもしれませんが。笑
返信する

コメントを投稿