「遠野」なんだり・かんだり

遠野の歴史・民俗を中心に「書きたい時に書きたいままを気ままに」のはずが、「あればり・こればり」

2010 つなぎ稲荷神社

2010-01-30 14:20:55 | 稲荷

 かつての平倉村には、小字赤羽根にあるのが、赤羽根稲荷神社。同じく平倉には前回アップした平倉稲荷神社、そして、繋のつなぎ稲荷神社と小字名を冠する立派なお稲荷さんが建っている。

 

そこで、今回は、その中のつなぎ稲荷へ

 

由緒についてはこちら

 

この階段は踏み面が水平ではなく、凍結していると階段を利用するより、脇の斜面を登ったほうが行き易い。但し、冬の間に限り。

 

建物の壁面には、相変わらずコケが付いており、もう少し、お日様が当たらないと、腐朽が進むだろう。もっと、光を!

 

 赤羽根は家臣萩野氏(荻野ではなく)、ここは福田氏。ということは、前回の平倉は?・・・・きっと、遠野南部家臣のどなたかが建立に尽力したのではないかと、思えてならない。

 

ここも平倉稲荷同様に扇垂木を採用した軒廻り。故意の一致か?

 

本殿脇の小祠も平倉稲荷と同様

 

この神社の後ろの山の中に板沢と平倉の境界があり、ここが平倉1地割という地名地番となる

 

 

このようにキツネに守られた平倉には、遠野南部の姿が見える

 

神社入口の両脇にある住宅は、雪下ろしする人もいなくなったようだ。

 

神社から下がってくると北東には、板沢の西側集落が、その先には六角牛山

 

 



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