江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

グレートジャーニー

2016-07-17 23:19:15 | 日記
日本人はどこから来たのか、
国立科学博物館の学芸員が、実際に草船を昨日大海原に乗り出した。

現在世界中の人々のDNAを調べると、なんとみんな共通していた。
人類みな兄弟、なのだ。

つまりはアフリカで生まれたホモサピエンスが、
何かがきっかけになって、世界中に広がっていった。
その痕跡は皆無だが、
その時代に近い旧石器時代の年代を調べていくと、
意外に早く、なんと氷河時代にはシベリアで人々は生活を営んでいるし、
ニュージーランドと日本列島に、ほぼ同時代に船で人が渡っているらしい。
どこで船を作る技術を得たのか全く分からないそうだが、
渡った事実を確認しようと、
与那国島から草船で乗り出した次第だ。

ホモサピエンスは、ヨーロッパに流れるときに
ネアンデルタール人と交わったらしい。
ヨーロッパの人々は、ネアンデルタール人のDNAを持っているらしい。
片や東南アジアの人々は、
ジャワ原人のそれを持っているらしい。
そして日本人は、北京原人のDNAを持っているのじゃないか
そう推測される。
というのも北京原人の頭蓋骨は、日本軍が持ち出した後、行方知れずなのだ。

そして驚くべきは、
ホモサピエンスと原人たちとの間では
いさかいはなかったらしい。
原人の骨に、矢じりや刃物の傷が一切ないと言うのだ。

翻って現代はどうだろう。
難民という形はとっているが、
人類大移動の時代のようだ。
そして絶え間なく戦争が行われている。
”国”や”民族”という概念を持った時、
人口が増えて食料を確保しなければならなくなった時
戦う技術を持ったのだろうか。

人類は、グレートジャーニーの中で、
自らの体型を環境に合わせて変えていった。
寒いところは、体温が逃げないように手脚は短く、
その逆に南方の人々は、体熱を逃がすように手足が長くなった、そうだ。
最近の日本の若者の手足が長くなっているのは
やはり地球温暖化のせいか・・・・
コメント
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