江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

北方領土

2016-07-06 01:15:06 | 日記


択捉島で文化交流してきた。
ビザなし、パスポートなし渡航に加えて、ギャラなしとあって
話しが来たときはどうしようかと迷ったが、
滅多に行けるところでなし、
これは良い経験になると、思い切って行くことにした。
確かに面白かった。

現実も観た。
首相が訪ロシアして、さも問題解決に向けて進展しそうなことが
マスコミに流れたが、
それは選挙を意識しての国内向けの話。
ロシアはインフラ整備に相当の投資をしていて、
そんな雰囲気は皆無だった。

根室はかつて水揚げ日本一になったところ、
今は相当落ち込んでいるのだそうで、
人口も5万人から3万人を切るまで落ち込んでいた。



「えとぴりか」という船での渡航、
かなりの人が見送ってくれる。
港の外には巡視船が待っていて、
2時間ほどこの船を守るように並走してくれた。



帰る時も同じ所で待っていて、根室港まで守ってくれるとの事だったが、
雨が降ってしかも海が荒れたので、確認することはできなかった。

巡視船が離れると、船橋にロシアの国旗が掲げられた。
その意味を尋ねたが、明確な答えは得られなかった。

特別な場所に行く、という緊張感が湧いてくる。

波は静か、
快晴だが、霧は濃い。

コメント
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