江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

浅草

2016-07-31 23:23:45 | 日記
浅草には、私が大好きなマドンナがいる。
しかも3人も。
しかも皆80歳代。

その一人が木馬亭亭主の根岸さん。
映画監督根岸吉太郎さんのお母さん。

そしてその向えに2件の食堂がある。
時代が昔なら芝居茶屋と呼ばれるところだろう。
今も芝居を待ち、終われば余韻に浸る人で賑わっている。
それは君塚と前田。
共に大女将が健在で、
しかも瓢箪池があったころからいるので、話が面白く、
だから私たちは浅草に通う。

浅草というと、今では江戸の名残を求める人が多いようだが、
江戸前というより、”猥雑”という表現のほうがあっているかもしれない。
例えば、2軒のメニューを見ると、和洋中皆ある。
この雰囲気が良い。
確かに浅草寺の門前町なのだが、
門前町を離れて歓楽街として発展してきたから、
京都の寺町とは違う。
ところが今のご住職は京都出身で、
仲見世をなくしてしまうと発言されたとか。
とんでもない話しである。

本堂に向かって左側に奥山があって、
江戸時代は見世物小屋や芝居小屋などが建って
一大歓楽街を形成していた。
鶴屋南北の「東海道四谷怪談」も、この境内から始まる。

しばらく奥山祭りが開かれていない。
あの喧騒が懐かしい。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 8月のスケジュール | トップ | 幸福感 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事